デンマーク・コペンハーゲン生まれのデザイナー、モーテン・グットラー。シンプルさ機能性を併せたフォルムを追求し、北欧モダンの伝統を継承する存在として、独自のスタイルをもった家具を創り出してきました。1997年にデザインされたキューバチェアも、彼の代表的な作品のひとつです。
低めで開放的な座面、クロスする印象的なフレーム、シンプルなデザインと、体のラインに沿って優しく支えるサポート力をもつキューバチェアは、発売からわずか10年で “名作チェア” と呼ばれるようになりました。
そんな従来のキューバチェアには、オーク材とコットンウェビングテープが用いられていました。今回登場した新バージョンのチェア「MG501 キューバチェア」(9万200円)では、屋外での使用を想定し、フレームには無垢のチーク材、座面・背面には、耐水性と耐光性に優れた幅細のウェビングテープが採用されています。
また、雨や風による劣化を考慮し、接続金具にはすべてステンレススチールを採用。室内はもちろん、庭やベランダ、バルコニーでも気兼ねなく使用できるようになりました。
もちろん、デザインの美しさと座り心地のよさは従来品のまま。名作チェアに身を委ねながら日光浴を楽しめば、日々のストレスも癒やされること間違いなしです。
>> カール・ハンセン&サン
<文/&GP>
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