「Kano PC」は、イギリス・Kano Computingがアメリカ・Microsoftと提携して開発した、遊びながら学べるタブレットPC組み立てキット。組み立ては、バッテリーやスピーカー、ケース、キーボードを付属のガイドブックに従って接続していくだけですが、普段なかなか目にする機会のないタブレット内部の仕組みを理解するには十分です。
さらに、PCの仕組みを基礎から学べる教育アプリや、プログラミングの基本を学べるアプリも搭載。組み立てながらハードウェアの仕組みを知り、楽しく遊びながらコーディングの基礎も学べるというわけです。
完成品となるタブレットのスペックを簡単に紹介すると、ディスプレイは11.6インチタッチスクリーンで、OSにはWindows 10 Proを搭載。CPUは Intel Celeron N4000 Dual Core 1.10GHz、メモリは4GB RAM DDR4、ストレージには64GB eMMCを採用(MicroSDカードでのアップグレードも可能)。
インターフェイスにはUSBを2ポート、HDMIを1ポート、ほかに3.5mmオーディオジャックとマイク入力を搭載。ネットワークはWi-Fi 5対応で、Bluetooth 5.0にも対応します。
文部科学省が提案する「GIGAスクール構想」にも採用可能なスペックを備えており、保護カバーとしてもスタンドとしても使える日本語JISキーボードを標準で添付するなど実用性も十分。完成後の満足度もかなり高そうな組み立てキット、大人の自由研究にいかがでしょう?
>> TSUKUMO
<文/&GP>
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