日本でも人気の、リーボック「ポンプフューリー」が最初に登場したのは1994年。ポンプチェンバー(空気室)がアッパーやサイドに配され、シューレースなしでフィット、軽量化を実現したスニーカーとして'90年代のスニーカーブームをけん引した。
20周年となった昨年、多数の復刻やコラボモデルが登場し注目を集めたが、今年は大人向けの真っ白バージョンで勝負。これなら、スポーティなカラーリングが苦手という人もさらりと履きこなせそうだ。しかも素材はデニムを一部採用しているので、スポーツモデルながら、カジュアルなシーンでも使い回しOK。これからの季節にも、シンプルに履きたい人にもお勧めしたい。
一方、 個性を全面に押し出したデザインを好むなら、今シーズンより始動した“アシックスタイガー”とのコラボに注目。アシックスと言えば、日本人にとっては純スポーツシューズのイメージ。実は欧州では、ファッションアイテムとして人気を博していることをご存知だろうか?
2002年に、創業時の名称「オニツカタイガー」を冠し、1960-70年代のモデルを復刻させると、シンプルかつスリムなシルエットやレトロな色使いで人気上昇。レザーなどの高級素材を用いたモデルを、スポーツショップではなく高級アパレルショップで展開することで、トレンドとしての認知度を広げることに成功。2005年にはパリにオニツカタイガー直営店をオープンさせている。
「GEL LYTE V」は1993年モデルのランニングシューズの進化形。ベロとアッパーが一体化されたモノソック構造に、黒ベース+カモフラージュ柄を落とし込み、スタイリッシュながら普段履きしやすいデザインとなっている。みんなと同じスニーカーブランドに飽きたら、こんな変化球で足元をアップデート!
(文/&GP編集部)
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