世間は北海道新幹線開通の話題でもちきり。3月26日開業の新青森・新函館北斗間に続き、北海道新幹線 新函館北斗・札幌間は、平成42年度末に開業予定だ。そんな北海道新幹線の開通を祝い、札幌駅コンコースの駅時計を製品化した壁掛け時計「eki clock(エキクロック)」が発売される。
■オリジナル数字と計算されたその角度が美しい
「eki clock(エキクロック)」のデザインのベースとなる、札幌駅の東西コンコースの駅時計を手掛けたのは、世界的なアーティスト・五十嵐威暢氏。2003年に札幌駅南口外壁の「星の大時計」をデザイン、2016年3月に北海道新幹線終点の新駅・新函館北斗駅に大規模な大型パブリックアートを設置するなど、北海道新幹線にゆかりの深い、北海道滝川市生まれのアーティストだ。
この札幌駅時計は2006年にグッドデザイン賞を受賞。そんな究極のベーシックデザインに沿って、仕様を変更し製品化したのが「eki clock(エキクロック)」だ。
まず目を引くのが、美しいオリジナル数字と実用的なデザインの工夫。下から見やすいように、半分から下の数字が全て上向きにデザインされているのが特徴だ。時計枠はアルミ砂型鋳物を切削加工して文字盤とガラスの距離を最小限におさえている。
鉄道好きのみならず、インテリア好きも注目の、シンプルかつハイセンスなアイテムに仕上がった。
オリジナルの駅時計は片面が白と黒の両面表示だが、「eki clock(エキクロック)」は片面のみで白と黒の2色展開。
サイズは直径56×D40 mm、700g、価格は1万2960円。「designshop(デザインショップ)」ほか、全国小売店にて順次販売。designshopでは、今なら購入者にもれなく「Book/五十嵐威暢/あそぶ、つくる、くらす(2376円)」もプレゼント。美しいパッケージで、ギフトにも最適だ。
2016年内に、「eki alarm clock(エキアラームクロック)」、ベルトなどのデザインを一新した「eki watch(エキウォッチ)」も新たに販売予定だそう。こちらも注目したい。
(文/&GP編集部)