「YDou」の本体は、実にコンパクトな振動キューブ。まずは、一般的な手持ち型歯ブラシの柄の部分に“取り付けリング”を装着し、マグネット部にピタッと振動キューブを貼りつけます。これだけで、市販の歯ブラシが電動ブラシに早変わり！ 取り付けリングは300回の折り曲げ実験もクリアした、タフなつくり。もちろん、水回りで使うものなので、キューブはIPX7の完全防水です。
スイッチを入れると、ブラシ部が輪を描きながら振動。振動は、マイルド／クリーンの2段階のモードに切り換えができ、マイルドモードは1分あたり2万1000回、クリーンモードは1分あたり2万8000回の高速振動で歯や歯ぐきを磨き上げます。
操作は簡単で、取り付けた振動キューブ上のスイッチを3秒長押しすれば、マイルドモードで振動スタート。その後、1回タッチすればクリーンモードに切り替わります。振動をオフするためにはスイッチを3秒長押しすればOKです。
充電方法は、壁に貼り付けられる充電フック台座にUSBケーブルを接続し、この台座に振動キューブをマグネットで貼りつけるという仕様。フル充電までの時間は約10～30分で、稼働は約40分。1回2分の使用を想定すると10日間使える計算になります。
これだけではありません。この振動をさらに活用すべく、シリコンフェイスブラシを付属。長さ4.5mm、直径0.66mmの毛を1200本配置したこのブラシの背面のくぼみにキューブを収納して振動させれば、毛穴につまった皮脂や汚れをきれいに洗浄してくれます。
このフェイスブラシは、取っ手の部分を充電フック台座のフックに吊り下げて収納が可能。細かいところまでアイデアが凝らされていますね。このコンパクトさなら、オフィスにも、出張や旅行先にも持って行けそうです。
現在、「YDou」はクラウドファンディングサイト・GREENFUNDINGにてプロジェクトを掲載中で、取り付けリング×2、振動キューブ×1、キューブ収納パーツ＋フェイスブラシ×1、充電フック台座×1、micro USBケーブル×1のセットで6188円（9月25日現在）から支援を受け付けています。
手持ちの歯ブラシを電動にしてみたいという人は、このアイデアガジェットをチェックです。
＜文／&GP＞
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