この「RELIFE」、各種ポートや操作ボタンなどを備えたハウジングと、内蔵用のカートリッジバッテリーのふたつによって構成されています。カートリッジバッテリーの容量は、ひとつあたり27万mAhという超大容量で、最大出力も1000Wという高出力に対応。
外部デバイスに給電したいときにはハウジングをカートリッジバッテリーにガチャッと装着して使用する仕組みで、今回先行発売で設定された購入コースには、おのおのハウジングとともに複数台のカートリッジがセットされています。
カートリッジバッテリーにはDC入力を備えているので、ポータブル電源として使用中のバッテリーを使い切ってしまう前にあらかじめ予備として充電しておくことが可能。もちろんハウジングに搭載のDCポートを経由して充電も可能です。
外部デバイスを充電するための出力ポートは、まずはAC出力がふたつ。家庭用AC出力ポートは、日本国内での使用を想定した形状が採用されており、電圧110V±10Vに設定されています。
さらにUSB Type-Cが2ポートで、ひとつは最大27WのUSB PDに対応した出力専用、もうひとつは入出力対応で、最大100WのUSB PDに対応します。汎用性の高いUSB Type-Aは5ポート搭載。このうち2ポートはQC3.0の急速充電に対応。さらに本体上部には用途が広がっているワイヤレス充電器を2カ所備えています。
本体正面には、大型ディスプレイを搭載しており、出力中のポートの種類やバッテリー残量、残り時間など、その時々の使用状況を目で見て確認可能。ディスプレイ下に搭載の物理ボタンで外部出力の開始・終了が操作できるなど、大容量をムダなく活かせる工夫も満載です。
ちょっと気になるのがその重さ。なにせ27万mAhという超弩級の大容量だけあって、カートリッジバッテリーはひとつあたり5.7kg、ハウジングだけでも4.9kg。合計重量10.6kgと相当のボリューム感ですが、仕事の関係などでどうしても自宅の電源維持が必要な人にとっては心強い存在になるかもしれません。
GREEN FUNDINGでの先行発売ではハウジング1台+カートリッジバッテリー1台をを組み合わせた基本セット(10万8473円)から用意されていますが、製品特性を考えるとカートリッジバッテリーは複数台で用意して備えておく方がいいかも。
先行発売の受付は10月31日までで、商品の配送は2021年2月の予定です。
<文/&GP>
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