この小さな財布の中の収納構造は、特許申請中の“シェアポケット”という新構造。従来の財布とは違い、カードだけ入れて使いたい人でも、紙幣も一緒に入れたい人でも、柔軟に使える構造になっています。9cm角という限られたスペースだからこその新構造、ちょっとワクワクしますね。もちろんクレジットカードだけでなく、SuicaなどのICカードを収納しても使えます。
「CATAe」は、東日本大震災を経験した福島県内の3つの会社が共同開発したもの。企画、開発、製造まですべての工程を福島県内で行っています。
使われている素材は、なんと野生のイノシシの革。イノシシによる農業被害を解決するために、国内の野生イノシシの革を活用しているのです。毎年約60万頭が害獣として駆除される中、その革は加工に手間やコストがかかるため、利用されずに廃棄されることが多いのだとか。そんな命を無駄にしないために、あえてイノシシ革を採用しているのです。
聞き慣れないイノシシ革ですが、実は耐水や耐摩擦性に優れ、牛革よりも軽量でキズに強いのです。鞣しで仕上げた風合いも、時間の経過とともに味わいを増していきそうで、長く付き合いたくなります。牛革製のモデルもあるので、好みで選べますよ。
便利な上に理念もあるミニ財布「CATAe」、ちょっと魅力的じゃないですか?
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<文/&GP>
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