「Insta360 ONE X2」は、360度カメラとしてはもちろん、ステディカムモード、InstaPanoモード、マルチビューモードなど、さまざまな機能を搭載したポケットサイズのムービーカメラ。
2018年発売の「Insta360 ONE X」の後継モデルとして、コンセプトやスタイリングを踏襲していますが、機能や性能に関しては全面的にアップデート。いっそう多彩な表現を可能にするカメラとして生まれ変わっています。
まずはおなじみの360度撮影モード。こちらでは被写体に対して直接カメラを向けなくても、編集時に好みのアングルを選択するだけで、空中からドローンで撮影したようなダイナミックな映像表現が可能。従来モデル「ONE X」でも大人気の “見えない自撮り棒”、つまりただ撮影して編集するだけで自撮り棒が消える機能も健在です。
一般的なアクションカメラに近い使い方をしたいなら、ふたつある広角レンズの片方のみを使って撮影を行うステディカムモードを使えば、ちょっと個性的な映像記録が可能。また、InstaPanoモードでは、わずか1回のタップ操作だけで、美しく自然な雰囲気のパノラマ写真をかんたんに撮影できます。
また、特にVloggerなど動画配信を行う人なら画期的な機能といえそうなのが、視点の異なる2アングルの映像を同時に表示できるマルチビュー機能です。例えば、片方の画面ではアプリの顔追跡機能によって撮影者を常時フレームに収め、もう一方の画面では撮影者目線で周りの風景や様子を伝える、といった表現ができるから、実況系配信などでかなり便利に使えそう。
このほかハードウエア面では、撮影コンテンツを360度でプレビューできる高輝度HDタッチスクリーンを搭載。また、内蔵バッテリーを1050mAhから1630mAhまで増量したことで、約80分という長時間撮影が可能になりました。さらに、IPX8相当の防水性能を搭載、潜水ケースなしでも水深10m、潜水ケースを使えば水深45mまでの撮影に対応できるようになったのも、アクティブ派にはうれしいニュース。
もちろんジンバルなしでもブレのないなめらかな映像が撮影できるflowstate手ブレ補正と水平補正アルゴリズムもしっかり搭載。専用アプリを使えば、一見難しそうな編集もラクラクこなせます。アクティブなあなたの日常をリアルに伝える、良き相棒になってくれそうな1台です。
<文/&GP>
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