今やハイブリッド、EV（電気自動車）、ディーゼルと低燃費をうたうエンジンは各社さまざま。ガソリン車でも、ひと昔前とは比較にならないほど低燃費を実現している。もはやEVやハイブリッド＝エコと単純に言えなくなってきた。
そもそも、ただ燃費がいいだけではクルマの魅力はない。トヨタのハイブリッドカーが売れまくっているが、モノにこだわる男子たるもの、もっと別のクルマはないのか？と探してしまうのは当然。
そこでBMW i３だ。i3はノーマルのEV仕様と、二輪用の647ccガソリンエンジンを装備し、発電機を作動させる「レンジエクステンダー」の２種類がラインナップ。エンジンは走行ではなく発電用のため、ハイブリッドとは異なる。
充電設備の設置がマンションや賃貸では難しい日本の住宅事情を考えると、充電が切れる前にガソリンエンジンで発電させる「レンジエクステンダー」の考え方は理にかなっており、ハイブリッドのような“つなぎ”感がないため、より未来のクルマのようなワクワク感がある。いま、最も個性的でかつ尖ったデザインのエコカーと言えそうだ。
そんなエクステンダーをベーにした特別仕様車は、装備も豪華。
◯LEDヘッドライド
◯サンプロテクション・ガラス（リヤ・ドア、ウィンドー／ラゲージルーム・サイド・ウィンドー／リヤ・ウィンドー）
◯BMW i ダブルスポーク・スタイリング430 アロイ・ホイール3（フロント：5J×20ホイール＋155/60R20タイヤ、リヤ：5.5J×20ごイール175/55R20タイヤ）
◯harman/kardon HiFiスピーカー・システム（360W、12スピーカー、7チャンネル・サラウンド）
◯専用スペシャル・エディション・プレート
◯フロント・シート・ヒーティング（運転席・助手席）
◯コネクテッド・ドライブ・サービスとBMW ドライバーサポートデスクが利用できるBMW i コネクテッド・ドライブ・プレミアム（有効期限：3年間）
……といった特別装備が採用されている。
また、iPhone6・6s・6PLUS・6s PLUSに対応した専用カーボンケースや、スケルトンボディがスタイリッシュなスピーカー、harman/kardon AURA STUDIO、家庭用充電設備工事（eインストレーション）が無料（BMW i ウォール・ボックス・ピュアは含まない）など、購入特典も充実している。
「BMW i3 CELEBRATION EDITION CARBONIGHT」は全国40台の限定販売。価格は598万円。いやいや買えませんよと思いつつ「1.00％特別低金利」のキャンペーンを見つけて、シミュレーションしてしまうのだった……。
（文／&GP編集部）
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