チェキというと名刺ほどの大きさで長方形のフィルム “mini(ミニ)” がもっともポピュラーかと思いますが、今回の「SQ1」はより大きめで正方形の “スクエアフォーマット” のフィルムに対応するモデル。
正方形で切り取られた世界は、日常をより印象的に見せてくれるでしょう。ポラロイドの歴史もあるので、インスタント写真というと真四角の方が馴染みがあるという人も多いかもしれませんね。
今回のモデルはシンプル操作の使いやすさにこだわったモデルで、搭載されたボタンはシャッターのみ。写真の明るさを調整するシャッタースピードやフラッシュ光量はオートでおまかせ。暗い場所でもカメラが自動で周囲の明るさを感知し、適切な明るさに調整してくれるので、難しく考えずに気分にまかせてシャッターを押すだけで雰囲気たっぷりのオシャレな写真が手に入ります。
電源ボタンも兼ねたレンズ部は、くるっ回すと電源オンに、さらにら回すと自撮りや接写に最適な“セルフィーモード”、つまり近距離にピントを合わせたい場合に役立つモードに早変わり。
マットでシンプルなデザインも魅力的。カラーは、チョークホワイト、テラコッタオレンジ、グレイシャーブルーというカメラではあまり見かけない新鮮味のあるカラーリング。
さらに、別売で本体カラーと同色のカメラケースも発売に。身につけて歩くだけでひとつのファッションアイテムとしても活躍しそうです。
この「SQ1」と同時に、スクエアフィルムの新製品を2種類発売。
“RAINBOW(レインボー)”は、フィルムのフレーム部分に1枚1枚異なるカラフルなグラデーションを施したもの。写真に写った被写体とさまざまなグラデーションとの、時にはピッタリ、時にはミスマッチな偶然の組み合わせが、撮るたびに新鮮な楽しみを提供してくれることでしょう。
もうひとつ新フィルム「MONOCHROME(モノクローム)」で撮ればどんなシーンでも、モノクロの効果でアーティスティックで特別な印象に。ここぞという時に使いたいフィルムです。
1枚1枚思いを込めて撮影するインスタントカメラで撮れば、何気ない日常でも大切な記念の1枚になるはず。インスタントカメラ未体験の方はエントリーモデル「SQ1」でチェキデビューしてみてはいかがでしょう。この冬、しばらく会えていなかった家族や友人とのひさびさの再会という機会には特におすすめですよ。
<文/&GP>
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