「DJI Mini 2」は、飛行の操作性に定評がある同社「Mavic Mini」の後継モデル。初心者でも扱いやすい操作性はそのまま、撮影性能や駆動力、伝送技術がアップグレードされています。
特徴はその軽さで、機体の重さは約199g。大きさもL138×W81×H58mm(展開時はL245×W289×H56mm ※プロペラあり)と手のひらサイズになっており、仰々しいケースを必要とせず、普段のリュックにポンっとしまって持ち運びできます。
小さいながらも飛行はパワフルで、バッテリー駆動で最大18分の飛行が可能に。最高高度は3000m、風速29~38km/hの風に耐えられます。また、伝送技術の “OcuSync 2.0”によって、最大6kmのHD動画伝送に対応。より遠くまで飛ばしても、綺麗な映像を届けてくれます。
映像の鮮明さも魅力で、4K/30fpsの動画撮影が可能。3軸モーター搭載ジンバルを備えているので、激しく飛び回っても滑らかな映像を撮影できます。静止画では広角、180度、スフィア(球体)でのパノラマ撮影も可能です。
シンプルかつ安全な操作も初心者にとってはうれしいところ。高性能の測位機能とビジョンセンサーにより、正確なホバリングが可能なほか、自動離陸やスマートRTH(自動帰還)などをセンサーがアシスト。
クイックショット機能では、被写体を捉えたまま機体が遠ざかる “ドローニー”や、被写体の周りを旋回しながら上昇する“ヘリックス”などの、テレビでも見かけるような空撮映像も簡単に撮影できます。また、初心者向けのチュートリアルや学習ツールもあるので、初めてドローンを扱う人も安心です。
撮った映像や画像は、直接ドローンからスマホへ落とすことができ、専用アプリを使って気軽に編集することも。撮ってすぐにSNSなどに投稿できるので、リアルタイムで感動が伝わります。
DJI Mini 2本体、コントローラー、バッテリー(1個)などが同梱された「標準パッケージ」(5万9400円)のほかにも、充電ハブ、バッテリー(3個)、専用キャリーケースなどが加わった「コンボセット」(7万9200円)も販売。さらに、充電ベースや360度プロペラガードなどのオプションパーツも充実しています。
<文/&GP>
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