さらにGPSも搭載。場所や時間、走行速度、方角までが記録可能になっているので、自分がどういうルートをどのぐらいのスピードで走行したのかをあとから確認可能。無償でダウンロードできるPC用の専用プレーヤーを使えば、走行時の映像に合わせて、走行位置や速度、加速度センサーの状況も見られるので、GPSロガーのような使い方もできる。
もちろん、レコーダーとしての機能も問題なし。事故時の急ブレーキや衝撃を検知して、検知の前後約4〜36秒(設定による)の映像を記録し保護。マイクも内蔵しているので、事故前後の社内の会話も記録。前方対角120度の視野角や720pの解像度、GPSによる正確な時刻の設定など、いざ事故が起こったときの証拠資料としても十分だ。また、エンジン始動で録画を自動的に開始し、走行中は常に上書き録画していく“常時録画”モードも用意されている。
ドライブレコーダーというと、どうしても事故のときの備えというイメージがあるが、たとえば日常の自分の運転を省みたり、長距離ドライブ時のルート記録、ドライブレコーダーが付いていることで自らの安全運転やエコドライブへの意識向上など、その効果はさまざまだ。客観的に自分の運転を見ると、意外なポイントが見つかっておもしろいかもしれない。
ELECOM
LVR-SD310HWG
予想実勢価格2万7000円前後
(文/エンドウヒデカズ)
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