高音質マイクとはいえ「Am7」のサイズは54.5×57.5×28.1mmとコンパクトで誰でも気軽に扱えます。重さは31.8g。手に持っての撮影でも苦になりませんね。
AndroidスマホのUSB-Cポートに挿すだけで使用でき、接続したAndroidからの給電で動作します。裏表関係なしのUSB-Cポート接続なので、アウトカメラ／インカメラを使い分ける際には「Am7」をひっくり返して付ければOK。
搭載されているのは、単一指向性のMidマイクと双指向性のSideマイクを組み合わせたMid-Side方式のステレオマイク。Sideマイク側の音量を調整することで、ステレオ音像の広がりを調整可能。スタンダードな90度とワイドな120度、そして30〜150度の範囲で録音後に調整できるM-Sの3種類のモードを選択可能。これらの切り替えスイッチのほか、マイクGAINノブ、LEDレベルメーターも搭載。
このマイク部自体も回転できるので、常に正しいステレオ定位をキープ。スマホの縦持ち・横持ちなど撮影状況に合わせて調整が可能です。大音量でも音が歪みにくい最大120dB SPLの耐音圧設計というスペックも搭載。風の雑音を低減するウィンドスクリーン（スポンジ）も付属しています。ヘッドフォン端子も備え、サウンドチェックしつつの撮影も可能。
外部マイクからの入力に対応したほとんどのAndroidアプリで使え、ZOOMの提供する無償アプリ“Handy Recorder”を活用すれば、高音質リニアPCM録音、オーディオ編集、エフェクト処理、録音ファイルのシェアもできるので、こだわりの編集も可能に。
“歌ってみた” や “弾いてみた”系の動画、臨場感が大切なVlogなんかも録音に少し気をつけるだけで、評価がグンとあがるはず。音質にお悩みの人はぜひお試しあれ。
>> ZOOM「Am7」
＜文／&GP＞
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