「JCD612」は、iPad Pro11/12.9インチでの使用を想定して設計されたマルチアダプター。iPad Pro本体のThunderbolt(USB Type-C)ポートを経由して、さまざまな外部機器との接続やデータのやり取りを容易にしてくれる、いわばドッキングステーションのような役割を果たすモノなのですが、注目すべきはそのサイズ。本体は66×66mm、厚み15mm足らずのコンパクトさで、付属のパッドを使えばiPad Pro本体にぴたっと装着できるようになっています。
拡張ポートは、USB3.1 Type-A、Type-C、HDMIをそれぞれ1ポートずつ、さらにSD/microSD両対応のカードスロットと、3.5mmオーディオ入出力ジャックを搭載。これひとつあればHDMI経由で4Kの高品位な映像を大画面に出力することもできるし、SD/microSDカード経由で撮影画像の保存や編集もよりスムーズにできるように。
USB Type-CはPower Delivery100W両対応なので、本体を充電しながら他の機能を使うことも可能、もちろん手持ちのUSB Type-Aデバイスやオーディオ機器も活用できるようになります。
ポート類はすべて隣り合った2辺にL字状にレイアウトされており、iPad Pro本体右隅に装着させればさまざまな拡張ポートをこの1カ所に集約させて使うことが可能。
また、ケースなしの状態はもちろん、「Smart Keyboard Folio」や「Magic Keyboard」など純正キーボードを装着した状態でも使えるよう、装着用パッドはそれぞれ厚みの異なる3種類を同梱。キーボードと組み合わせて使えば、ハイスペックなiPad ProをよりノートPCライクに活用できるようになりますよ。
装着用パッドを含めて約82gとやや重さがある点はちょっぴり惜しまれるところですが、この機能性を考えたらまずまず納得できるし、本体に装着したまま持ち歩けるのは重さを考慮に入れてもやっぱり便利。基本的にはiPad Proでの使用を想定した設計ですが、MacBookをはじめ他のType-C搭載ノートPCでも活用できます。発売は12月11日より。
>> j5create「USB-Cマルチアダプター7in1 JCD612」
<文/&GP>
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