2022年に創業100周年を迎えるDIY業界のパイオニアであり、主に南京錠の開発で防犯分野を得意にしている和気産業から、電波遮断・操作性・防犯の3つを軸にしたキーボックス「シールドボックス」(7600円~ 12月25日現在)がクラウドファンディング・Makuakeにてプロジェクト進行中です。
「車がスマートキーになったから、海に持って入れなくて困っている」というサーファーの声をきっかけに開発されたキーボックスで、実に3年もの歳月をかけて製作されています。
スマートキーから発せられる電波の完全遮断をミッションに、何度も試作を重ねて開発されたキーボックスで、3つの方法で電波を遮断することに成功しています。ひとつはボックス開口部にシールドガスケットを組み込むことにより、ボックスのつなぎ目から漏れている電波を遮断。ふたつ目は電波を遮断する効果があるアルミシートをフタの部分に装着、3つ目はアルミ素材を活かしてシールド性能をキープするため、内部に塗装を施さないことで電波を遮断することに成功しています。
使用方法はスマートキーを入れて、ツルを牽引フックにかけて施錠するだけ。もちろん、マリンスポーツなどで使うための操作性や、防犯のためにさまざまな工夫が施されています。
一般的なキーボックスの施錠は主にダイヤル方式が採用されていますが、「シールドボックス」はダイヤルがないボタン方式を採用してます。牽引フックに引っ掛けて使用する場合、番号を覗き見て解錠するのは容易ではありません。それがボタン方式であればボタンを押すだけ施錠と解錠できるので、手元が見えないような場所でも操作する可能です。
番号の設定方法は、
(1)リセットボタンを押す
(2)ツルを持ち上げて90度回転させる
(3)ツルを押し込んでさらに外側に90度回転させる
(4)ボタンを設定したい回数押す
(5)ツルを90度戻して引き上げる
(6)引き上げたまま90度戻す
(7)ツルを押し込んで固定
(8)リセットボタンを押す、という流れになります。
やや分かりづらそうな番号の設定方法ですが、慣れれば簡単に設定できます。解錠番号を盗み見される心配もなく、分かりづらい操作方法だからこそ、高い防犯性が実現できるのです。正しく設定できれば操作音が発生するので、しっかりと施錠できているかを確認できます。
また、ツルに当たる部分にはHardent(ハーデント)と呼ばれる、焼入れをした強度のある鉄が採用されています。防犯性の高い南京錠と同じ素材が使用されており、しかも「シールドボックス」は牽引フックにぶら下げた状態で使うため、グラインダーなどを使った切断も難しくなっています。
サーフィンなどのマリンスポーツは当然のこと、キャンプやバーベキューなどのアウトドア、リレーアタックによる車の盗難対策、家族や職場で車を共有する場合など、さまざまな場面において安全に車のキーを保管できます。スマートキーの不安を解消してくれる「シールドボックス」で、安心・安全なカーライフを過ごせそうです。
>> Makuake
<文/&GP>
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