宇宙開発の歴史に名を残した時計にGMT搭載クオーツモデルが登場

▲51524-1071662

1961年、人類史上初の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンがその手に巻いて宇宙に飛び立ったことで、一躍世界にその名を知られることになったSTURMANSKIE。新モデルのデザインベースになっているのは、それよりちょっと早い1957年に、世界初の人工衛星・スプートニク1号の誕生を記念して発売された「スプートニクモデル」です。

▲51524-1071661

新モデル「GMTスプートニク」にもオリジナルモデルと同じく、フェイスの中央には大きく地球が描かれ、外周には、スプートニクの軌道をイメージした赤いラインが引かれています。

デザイン面での大きな違いは数字に置き換えられたインデックスで、これは時計本来の機能である視認性への配慮から。暗い飛行機の機内でも時刻がはっきりわかるよう、時分針とインデックスには蓄光素材ルミノバが施されています。

▲51524-1079664

また、従来「スプートニクモデル」ではデッドストックの2609手巻きムーブメントを搭載してきましたが、このムーブメントがすでに枯渇目前状態にあるとのことで、今回の新作ではクオーツ式へと大きくモデルチェンジ。

▲51524-1071664

オリジナルモデルの優れたデザインを残しながら、グローバルに活用できるGMT機能を搭載、手巻き式が苦手な人でもより手軽に使えるようになっています。そういえば前述のフェイス中央の地球柄も、従来の「スプートニクモデル」からちょっぴりアップデートしていますよね。

いまから約60年前に打ち上げられミッションを達成したスプートニク1号。発信されたのは単純なピープ音だけでしたが、これはその後の人工衛星技術につながる大きな足がかりとなるもの。

いまや誰もが当たり前のように使っているGPSや衛星放送も、言ってみればこうした技術の恩恵にあたるわけで…なんて、思わず語りたくなるストーリーが満載の時計。裏蓋に描き出されたキュートなスプートニクのモチーフ、豊富なカラーバリエーションにも注目です。

>> STURMANSKIE

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆24時間表示は北極で使うため!ソ連の流れを汲むブランドのマニアック時計 
◆文字盤のキリル文字に惹かれる!宇宙遊泳したソ連の機械式腕時計が復刻! 
◆復刻版「TIMEX Q」が機械式&バットマンカラーになって登場! 

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする