高い信頼性、堅牢性を謳っており、潜水時に時計内に侵入したヘリウムガスを排出する「ヘリウムガスエスケープバルブ」により、減圧時の破損を防く機構を搭載している。
ムーブメント部分は専用ケースにより保護され、その外周部もステンレススチール削り出しによるパーツでガッチリとガード。ダイビングに限らず、あらゆるシーンで安心だ。
生命の危険を回避するためにも、視認性が重要。ひと目で認識できる時分針やインデックス部分には夜光塗料が塗られているが、この夜光塗料も特別で、通常の夜光塗料と比較して5時間後の明るさが2倍のものを使用しているという。
視認性にも関わるデザインはいたってシンプルで明解。それがモダンでカジュアルな印象にもつながっている。
ボンベ残量の目安に使用する回転ベゼル部分は、大きめの凹凸がつけられており、グローブを装着した状態でも操作がしやすい。また、この凹凸の“凸”の部分が、ガラス面よりも上にあるため、岩場などにぶつけた際にガラス面が傷つく可能性を軽減することができる。
光発電「エコ・ドライブ」も搭載されており、電池交換の必要はない。これは裏蓋の開閉の機会を減らすということでもあり、防水機能の維持にもひと役買っているというわけだ。
まさに質実剛健。傷つくのを恐れるような高級時計より、実用的で機能美あふれる逸品。選んで間違いはない。ケース部分と一部カラーの差異で2モデルがラインアップ。希望小売価格は10万8000円/11万8800円の予定。
(文/&GP編集部)
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