シャープペンシルは一定方向に書き続けると、芯が次第に斜めに摩耗する「偏減り(かたべり)」という状況になり、線の幅が徐々に太くなっていきます。この状況を解決するため、三菱鉛筆が開発したシャープペンシルが「クルトガ」シリーズです。
筆記するたびに芯を少しずつ回転させることで「偏減り」が起こらず、芯がトガり続けるという工夫が施されています。しかし、この場合、筆記ごとに軸が回転するため、すばやく大量に書きたい場合には筆記感がやや安定しないという問題点がありました。
こうした問題を解決するため、さらに進化させたシャープペンシルが2月10日発売予定の「ユニ アルファゲル スイッチ」(参考価格:1100円)で、使用シーンに合わせてクルトガ機能のオンオフを調節できるシャープペンシルです。
【次ページ】グリップ部は疲れにくく、集中力が続く衝撃吸収アルファゲルグリップを採用▶
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