“彩速ナビ”の愛称で知られるケンウッドのAVカーナビの中でも、とりわけコストパフォーマンスの高いミドルラインに位置付けられている「TYPE S」シリーズ。今回発表されたのは、同シリーズの2021年モデルにあたるもので、ベーシックな「MDV-S708」(市場推定価格:7万7000円)に、200mmコンソール対応のワイドモデル「MDV-S708W」(同:7万7000円)、8V型の大型モニター搭載で見やすい「MDV-S708L」(同:9万9000円)と、愛車のサイズや好み、操作感で選べる3モデルが揃っています。
画面の美しさと快適なレスポンスに定評のある“彩速ナビ“シリーズですが、今回の新モデルで特に強化されたのは、カーナビ本来の機能である地図そのものの分かりやすさです。
建物を立体的な表現でリアルに表示する3D地図に5つの異なる角度からの俯瞰機能をプラスした「ドライビング3Dマップ」や、黒を基調とするシンプルな地図情報の上に建物や文字を際立たせることで、シンプルでメリハリのある表示を可能にした「ダークモード」などを新たに搭載。
さらに、地図上の建物などを美しいグラフィックでリアルに再現する「3Dポリゴンランドマーク表示」を従来の400カ所から1200カ所へと大幅アップ。こらなら初めて訪れる土地でも、スムーズに目的地に到着できそうです。
また、地図アプリにはなかなか真似できないのが安全運転サポート機能。特に家族とクルマを共有している場合、誰もが安心してハンドルを握れよう配慮しておくことはとても重要です。
今回の新モデルでは、従来から搭載の「逆走警告案内」「日没ライト案内/警告」「一時停止表示」などに加え、新たに道路情報として、生活道路の時速30キロ速度規制区域がひと目で認識できる「ゾーン30エリア表示」を搭載。標識の見逃しや思い込みによる危険運転を回避できるのはありがたいですよね。
加えて、ケンウッド製のナビ連携型ドライブレコーダーを使っているユーザーなら、ルームミラーの補助としてナビ画面に後方映像をリアルタイムに表示できるバーチャルルームミラー機能にも対応。新モデルでは新たに地図表示との2画面表示に対応し、いっそうの安心が確保できるようになっています。
もちろんハイレゾ音源やDVDの再生にも対応。地上デジタル放送をクリアな音と画質で楽しめる広感度地デジチューナーや、スマホなどとスムーズに連携できるBluetoothレシーバーも搭載、ハンズフリー通話も楽しめます。
>> ケンウッド「AVナビゲーションシステム 彩速ナビゲーション」
<文/&GP>
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