1930年にブランドの前身として創業したモスクワ第一時計工場が、1949年に旧ソ連軍用の腕時計として開発したシュトゥルマンスキー。「ナビゲーター」という意味を持つこの腕時計は、1961年にはガガーリンと共にボストーク一号に乗り込み、世界初の宇宙飛行に旅立ちました。
そんな伝説の腕時計であるシュトゥルマンスキーの代表的なムーブメントである手巻き式の「2609」は、すでに生産終了していますが、宇宙飛行から60周年を記念した「ガガーリンアニバーサリー 2609コートドジュネーブレッドスター 日本限定モデル」には、このデットストックムーブメントを採用しています。
現存する2609を一度分解し、高級機械式時計に多く採用されるコートドジュネーブ加工を施してから再び組み立てたこのムーブメントの歯車に、当時刻まれていた「モスクワ第一時計工場」のマークと、3つの星を赤色でデザイン。その美しい姿は、シースルーバックから眺められます。裏蓋には、ロシア語でのロゴと、日本限定100本の印として、シリアルナンバーも刻印されています。
3針とアラビア数字のインデックスというクラシカルなデザインは、ガガーリンが実際につけていたオリジナルモデルをベースとしたもの。時分針と数字には蓄光素材ルミノバが施され、暗所での視認性も確保しています。
ナイロン×レザー製のベルトは、レッドスターに合わせてレッドのカラーを採用し、その裏にもロシア語のロゴが刻まれています。
この機械式ウォッチ愛好家垂涎の “レッドスターモデル” は、特別な限定ボックスに収納されて発売中です。
>> STURMANSKIE
<文/&GP>
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