「スノートレッカーテント」は、今シーズンより日本初上陸を果たした、米国・ウィスコンシン州に本拠をおくガレージブランド・SNOWTREKKERの冬用コットンテント。注目したいのは、すべてのモデルにおいて、薪ストーブをテント内で使うための煙突穴があらかじめ加工されていること! 加えて、テント本体の素材には、米国の難燃性基準“CPAI-84”をクリアした7オンスの難燃性コットンが採用されています。
“CPAI-84”は「引火後4秒以内に自然消火すること」との基準で定められたもの。万が一火の粉がテント表面に降りかかるようなことがあっても、大きな火災事故に繋がりにくいという安心感があるのは、やっぱり心強いですよね。
テント素材の表面には “Sunforger Canvas” と呼ばれる撥水加工が施されており、耐水圧は520mm。防カビ処理も施されているので、コットン素材ながら雨に強いのもうれしいポイントです。冬テントには欠かせないスカートももちろん標準装備しているので、テントと地面のスキマからの冷気の侵入もしっかり防ぎます。
ラインナップは、コンパクトかつクラシックな「クルー」(16万5000円〜)、ベーシックな3〜4人用「ショートウォール」(21万9000円~)、余裕のある壁面高で室内を広々使えるスタンダードモデル「ベースキャンプ」(23万8000円~)、さらには4人以上向けの大型テント「アウトフィッター」(29万9000円)やグランピングもこなせる超大型の「メガクルー」(39万8000円)まで幅広いサイズを展開しています。
室内の広さの目安は最も小さな「クルー」で213×244cm、天井高218cm、大人1〜2人が泊まれるサイズです。ただし、コットン素材ゆえ、特に大型テントについてはそれなりの重さがある点についてはご容赦を(クルーで6.6kg)。
すべてのモデルには、煙突穴をカバーするストーブホールジャックがついているので、オプションの「虫除けメッシュドア」(3万1000円〜)を出入口部分に取り付ければ冬キャンプ以外でも使用可能。同じくオプションとして、降雪地域でのグランピングにも使用できるフライシート「テントフライ」(3万8000円〜)も用意されています。
またテント内での火気取扱いは危険を伴います。一酸化炭素検知器を併用し、こまめに換気する、就寝時は消化するなど、安全に留意して使う必要があることをお忘れなく。
<文/&GP>
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