戦後のモーターサイクル史を牽引してきたイタリアのオートバイメイカー、モト・グッツィ。今回の限定モデルのカラーリングは、1955年の8気筒エンジン車「350 Bialbero」のルックスに由来しています。
250cc、350ccクラスでその強さを発揮していたモト・グッツィが、世界グランプリ500ccクラスに参戦するために創った特別なバイクで、世界中のモーターサイクルファンを夢中にさせたレガシーモデルです。
さらに、1920年代に生産した初代モデル「Normale」に初めて使われたカラーであるグリーンを、マット仕上げとメタリックカラーで現代風にアレンジ。ブランドのシンボルであるイーグルはゴールドであしらわれているほか、100周年を祝したオリジナルロゴなど、ディティールにもこだわっています。レザー風のナチュラルカラー素材のシートと相まって、イタリア車らしい伊達なルックスです。
さまざまに凝ったディテールも良いですが、モト・グッツィといえばやっぱりあの特徴的な外見のエンジン。性能をアップさせながらも、遠くからでもひと目でわかる変わらないルックスには、ロマンを感じずにはいられません。
>> モト・グッツィ
<文/&GP>
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