視界に画面が浮き上がる!未来を感じたいならMOVERIOを使ってみよう

▲ヘッドセット「BT-40」

この「MOVERIO」、ひと言で言えばメガネのように装着するだけで目の前に大画面が現れ、時と場所を選ばず自由に映像コンテンツが楽しめる、ヘッドセットを中心とした映像システムのこと。

端的に言ってしまえばメガネ型のディスプレイにコントローラ経由で映像を出力するためのアイテムなのですが、ポイントは周りに見えるものを完全に遮断することがなく、シースルーの状態で視界の中に浮かび上がらせる点にあります。

例えば、飛行機での移動中に映画を見ている時なら、映像越しに周囲の状況を伺えるので安心。狭い場所でも大画面を独り占め、室内はもちろん、屋外や移動中などあらゆる場所で迫力の映像を楽しめます。

ヘッドセットとコントローラーはケーブルでつなぐ必要がありますが、両手は完全にハンズフリーな状態になるので、映画を見ながら飲み物や軽食を手に取れるし、姿勢を変えたり場所を移動したりといったことも可能です。

3月下旬より新製品として登場するのは、ヘッドセットとコントローラーがセットになった「BT-40S」(11万5500円)と、ヘッドセット単体の「BT-40」(6万4900円)の2モデル。

ヘッドセットには、エプソン独自開発のOLED(有機EL)を採用し、仮想画面サイズは120インチ相当(仮想視聴距離を5mとした場合)。ケーブルやシェードなどの付属物を除いた重さは約95gという軽量で、長時間身に着けていても気になりません。また、解像度は従来モデルのHD相当からフルHD相当にアップデートしているので、迫力の大画面をより高精細な映像で楽しめます。ゲームや映画などのコンテンツならより美麗な画像を堪能できるし、細かな文字もより読みやすくなります。

▲コントローラー「BO-IC400」(6万4900円)

大きなポイントと言えそうなのが、新たにAndroid OSを採用した付属コントローラーです。コントローラー本体に3インチのタッチパネルを搭載し、ユーザーに親しみやすいインターフェイスで操作性もぐぐっと向上。Google Playストアからダウンロードしたアプリも使用可能です。また、USB Type-C DP Alternate Modeに対応するAndroidスマホとの接続もできるようになり、活用できるシーンの可能性がいっそう広がりました。

Wi-Fiが利用できる環境なら動画アプリを介してさまざまな動画コンテンツを楽しめるし、オンラインゲームも大きな画面で、自由な姿勢で楽しめるのはかなり楽しい!

さらに、外国映画を観る時や海外で演劇を楽しむ時、翻訳アプリの字幕機能と連動させることでセリフのひとつひとつを理解しながら堪能できそうだし、テーマパークや博物館、美術館などではARと組み合わせた作品ガイダンスとしての活用なども期待できそう。

なおコントローラーは、シリーズ従来機種である「BT-30E/35E/30C」にも対応し、これらの機種のオプションとしての単体発売も予定しています。

>> エプソン「スマートグラス MOVERIO」

<文/&GP>

 

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