新型コロナウイルス感染拡大を機に、密状態をチェックする手段として広く認知されるようになったCO2の濃度の計測。じつは建物や学校の衛生管理基準においては、新型コロナ以前より、CO2濃度を基準とする換気の実施が呼びかけられてきていたのだそう。そんな中登場した「RS-WFCO2」は、CO2濃度を高精度で測定し、手持ちのスマホで手軽に状況を把握できるWi-Fi対応のCO2センサーです。
ポストコロナを意識した衛生管理のシステムにCO2センサーを取り入れるニーズが高まる中、ラトックシステムではCO2やPM2.5、VOCや気圧など各種データを計測できる環境センサーをいち早く開発、製品化。
2020年12月には、空気の質を総合的に視覚化するIoTデバイスを一般発売していますが、今回発表の「RS-WFCO2」では特にニーズの高いCO2と温湿度の測定に機能を限定し、よりシンプルな仕様にしたことで、リーズナブルな価格設定を実現しています。
本体に搭載するのは、センシリオン社開発による「PA方式」と呼ばれる技術を使用したCO2センサー。従来の方式と比べ、生活空間においてより精度の高いCO2濃度計測が可能とされています。
専用のスマホアプリ「エアミル2W」を使えば空気の質が設定レベルを超えたとこでアラートを出せるし、ログ情報をCSV形式で保存可能。アプリ上での濃度レベルの確認以外に、本体搭載のLEDのカラー表示でも確認できるから、気がついたときにその場ですぐに換気を行えるのも便利です。
ひとつのアプリに複数のセンサーを登録できるので、店舗や施設など複数の環境管理をしたいときにも対応可能。個人・法人を問わず、幅広い用途で活躍してくれそうです。
>> ラトックシステム「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」
<文/&GP>
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