「Yeti 6000X(120V)Power Station」は、容量6071Whのリチウムイオン電池を搭載したポータブル電源。ノートPCは約120回、タブレットは約200回、スマホは約500回、フル充電できます。
出力ポートは、3500Wサージ電力(瞬間最大出力)に対応したACコンセントをふたつ、12Vの電源出力ポートを4つ(シガーソケット×1、6mmポート×2、Power Poleポート×1)、USBポートを4つ(USBタイプ-A×2、USBタイプ-C PD×1、USBタイプ-C×1)搭載していて、あらゆる電気製品に給電することが可能です。
面白いのが、スマホからリモート制御ができるところで、専用アプリを使えばバッテリーの残量確認、電源のオンオフ、出力ポートのオンオフが可能。外出先からバッテリーの残量を把握できるので、災害発生時も安心感が違います。
これほど容量が大きいと本体の充電にかなり時間がかかりそうですが、600W出力に対応した付属のACアダプタを使えばフル充電にかかるのは12時間ほど。また、効率のよいソーラーパネル充電ができるMPPT方式を採用。同社のソーラーパネル「Boulder 200」を使った場合、パネル1枚なら約30~48時間、2枚なら約15~24時間でフル充電することが可能です。
本体サイズは約389×257×432mm、重さ約48.1kgと、決して持ち運びやすいサイズとはいえませんが、付属のキャリーカートを使えば移動はスムーズ。
桁外れの容量とパワーで、アウトドアでも屋内のように電気製品を使えるポータブル電源。災害などの緊急時にも大いに活躍してくれるはずです。
<文/&GP>
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