手掛けたのは、ハイエースをベースとしたキャンピングカーでトップシェアを誇るトイファクトリー。対応車種は、トヨタ ハイエース200系の標準ロング・標準ルーフ&ハイルーフ・5ドア(I型~現行)。
「HACO×HACO」という名の通り、箱型のユニットを用途に応じて自由に組み合わせる仕組みで、多彩なニーズに対応。装着には、まずベースボードをディーラーなどで荷室側面に取り付けたのち、そこへ自身で組み立てたベースユニット(ボックス)を好みで取り付けていくという流れ。
ベースユニットは、いわゆるカラーボックス収納のようなもので、組み立てはドライバーなどで簡単に可能です。車体への着脱は、工具不要のためさらに簡単で、レイアウトも柔軟に変更可能。
4月1日より発売で、現時点の主な製品ラインナップは下記の通り。
・「ベースボード」(13万1230円)
・「ベースユニット(ボックス)」(2万8490円~)
・「ベッドマット」(7万3150円)
・「フロアボード」(14万5750円)
・「LED照明」(2万8710円)
その他、ユニット天板、サイドボード、ユニット最小構成のパッケージセットもラインナップ。今後は、シンクユニットなども追加で販売予定なんだとか。一時的に車内で使わないベースユニットは、リビングなどで活用してしまえばいいわけですから、このあたりの臨機応変な使い勝手は着脱式ならでは。
車中泊や休憩もしたいという人は厚手で快適な寝心地のベッドマットもどうぞ。
着脱式のため荷物扱いとなり、構造変更申請の手続きが不要で、導入のハードルが低いというのも大きなポイント。
ワーケーションに導入すれば、自在に観光地を巡りながら常にリフレッシュした気分で仕事ができるし、テント泊がちょっと面倒というキャンパーにとっては快適な車中泊となりそうです。
その他、移動販売のための作業スペースを構築したり、屋外イベントや撮影旅行などでのパソコン作業ブースになったりと、活用方法はさまざま。導入すればライフスタイルにも楽しい変化が訪れそうです。
>> トイファクトリー「MOBILITY UNIT HACO×HACO」
<文/&GP>
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