元々、不整地レース用にカスタムされたバイクのスクランブラー。時代の流れとともに一時姿を消したが、近年各メーカーが相次いで発表。そのクラシックでレトロなスタイリングと、コンパクトさが受け大人気！
「フラット・トラック・プロ」は、先行する「ドゥカティ スクランブラー フル・スロットル」を進化させた製品で、低変速ハンドルバー、テルミニョーニ製マフラー、合金製ホイールを装備。また、随所にレーシングモデルを意識したディテールが追加されている。
ドゥカティといえば赤いボディのイメージが強いが、スクランブラーシリーズではイエローが使用されている。「フラット・トラック・プロ」でも「レーシングイエロー」と名付けられた専用カラーを採用し、鮮やかなイエローが各所に配され、かなりスポーティーな印象だ。
803ccと大型二輪の区分だが、コンパクトで軽量。エンジンはドゥカティ伝統のL型Vツインエンジンで、高いコーナリング性能を誇る。つまり、十分なパワーもありつつ、軽量で取り回しやすく、街乗りにも最適。オフロードバイクが現代的な街乗りバイクとして生まれ変わったようだ。メーカー希望小売価格は146万2320円。
（文／&GP編集部）
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