開発したImpossible Projectは、最後のポラロイド工場が閉鎖された2008年より、同工場にてインスタントフィルムの再生産を行ってきた。いまも世界中に存在する数多くのポラロイドカメラに対応するフォーマットで、フィルムを製造する唯一の会社だ。
そんな会社が作る、ポラロイドと同じフォーマット、ポラロイドカメラと似た雰囲気のボディ、インスタント兼デジタルカメラが「THE Ⅰ-1」だ。
専用のiOSアプリを使いBluetoothでスマホとカメラを接続すると、シャッタースピードや多重露光や遠隔撮影、ライトペインティングなどの設定が可能に。これにより、今までのインスタントカメラでは撮影できなかった写真を撮影できる。撮影した写真はSNSにすぐにアップすることもできる。これぞまさしくデジタルにも対応した現代版インスタントカメラだ。
もちろん従来のポラロイドカメラのように、誰もが手軽にシャッターを切るだけで撮影できる使いやすさもある。
昭和世代は懐かしく、平成生まれには新鮮な“ポラロイド”だが、この「The I-1」でこだわりの一枚を撮影し、だんだん現れる像を待つわくわく感を楽しむというのもおもしろい。価格は3万8000円。
5月13日正午よりオンライン予約販売開始予定。予約特典付き。https://www.the-impossible-project.jp
(文/&GP編集部)
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