今回の記念モデル発売にあたり、セーラー万年筆は新たなコーポレートアイデンティティとして「真・技・美」を提唱。「真」には、本物だけを愚直に追い続け、創り続ける姿勢と精神性を、「技」には100年を超える歴史に裏打ちされながらも常に高みへの挑戦を続ける姿勢や職人の技を、「美」には人々の心を震わす美を追求し、日本の美意識をすべての製品・企業活動に昇華させるという意味を込めています。
最も高価な「創業110周年記念万年筆プレミアム」(55万円・110本限定)は、21金ペン先に合わせて胴部分にも21金をあつらえています。光沢を抑えたマット加工により、素材本来の美しさだけでなく、落ち着い雰囲気や心地よい感触を生み出し、道具として使い心地・書き心地にもこだわったつくりとなっています。
さらに、プレミアムのみ、新たに設定されたコーポレートカラー「SAILOR BLUE-黎明」のボトルインクが付属。創業の地である瀬戸内の夜明け前の海をイメージしたインクカラーです。
「創業110周年記念万年筆くろがね」(11万円・1100本限定)の黒いステンレスボディは、メッキや塗装ではなく、電解発色の技術により、素材表面に極薄の黒色酸化被膜を成長させたもの。したがって、色が剥がれる心配はないという、耐久性・耐候性に優れた1本です。金属本来の素材感を残しており、重厚感に優れています。
「創業110周年記念万年筆しろがね」(11万円・1100本限定)の胴にはスターリングシルバー925を採用。毎日使い続けることで輝きを増す素材のため、常にそばに置いておきたい1本です。
いずれのモデルもペン先には、筆圧が強くかかっても、しなやかでインクフローが切れにくい21金を使用。セーラー万年筆のアイコンである「錨」マークと「110th」のメモリアル表記が刻み込まれた、バイカラーデザインの限定仕様です。
専用ケースにもこだわっており、硬くて湿気に強く、耐久性に富む国産の栗材を使用。岐阜県・飛騨高山の伝統工芸である一位一刀彫の彫師・二代目小坂礼之氏が監修。プレミアム用のケースは、小坂氏の手彫りにより名栗目(なぐりめ)が施されています。
万年筆を収めるペンシースには大麻布を使用。使い込むほどペンに柔らかく馴染み、上品な光沢と白さを増すという独特な経年変化が楽しめます。肌触りもよく、丈夫で吸湿・速乾性に優れるため、万年筆の保護にも最適です。
110年の歴史を感じさせる、国産のこだわり万年筆で、大切な人へ手紙を書いてみませんか? 5月27日から国内および海外の取り扱い店にて販売開始予定です。
>> セーラー万年筆
<文/&GP>
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