ミニというとおり小型・軽量。単3電池1本で使用できる。「UBZ-M31」(実売価格1万5000円前後)に関してはカラーバリエーションとして、ブラックの他にイエローとシャンパンゴールドがラインアップされており、業務用然としておらず、おなじみのケンウッドのロゴと相まってカジュアルな印象。キャンプで使ってみたくなるデザイン。
本来、業務用としての使用が想定されているため、防塵・防水性能も保証付き。「UBZ-M51L/S」はホコリの侵入を防ぎ、多少の水没でも大丈夫という「IP67相当」の基準をクリア。「UBZ-M31」でも水はねに耐えられる「IP54/55相当」の性能がある。海や川での使用や、雨が心配されるアウトドアでも安心して使える。
トランシーバーが電話と比べて便利な点といえば、即時に通話ができることと、複数の人と会話ができること。グループの人数が多いと、今しゃべったのは誰だろうということもあると思うが、送信側で5種類の中から着信音を設定できる機能も搭載されており、グループの中での個人や小グループを区別するのに役立つ。
上位機種の「UBZ-M51L」(1万7000円前後)では、2つのチャンネルで送受信ができる「セカンドPTT機能」や、最大3チャンネルの通話を受信できる「簡易スキャン機能」も搭載。工夫次第でさまざまなアクティビティに活用できそうだ。5月下旬に発売予定。
(文/&GP編集部)
- 1
- 2