まもなく発売! 最新「Xperia 1 III」は相変わらずの最高峰スペック

■ミッドレンジのXperia 10 IIIも5Gに対応

同時に発表されたXperia 10 IIIは、ミッドレンジのXperiaとして初めて5Gに対応したモデル。前モデルのXperia 10 IIから、わずかにサイズダウンしながら、4500mAhの大容量バッテリーを搭載。Xperia 1 IIIと同じく3年使用しても劣化しない性質を備えています。

▲カラバリはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色

▲サイズは154×68×8.3mmで、重さは169g。Xperia 1 IIIよりも、さらにスリムで、片手でも操作しやすそう

▲バッテリー容量は前モデル(3600mAh)から4500mAhへの大きく増えた

ディスプレイは6.0インチの有機EL。縦横比は21:9で、解像度はフルHD+。このモデルからHDRにも対応します。

▲前モデルのXperia 10 IIとの差分は、HDRに対応したこと

背面のカメラは超広角(8メガピクセル/F2.2/16mm)+広角(12メガピクセル/F1.8/27mm)+望遠(8メガピクセル/F2.4/54mm)という構成。ミッドレンジで超広角でも光学2倍でも撮れるのですが、満足度は高いでしょう。

▲背面に超広角+広角+望遠のトリプルレンズカメラを搭載

被写体やシーンを自動で判別して最適な設定が行われる「プレミアムおまかせオート」は、新たに「ペット認識」にも対応。犬や猫を認識するとシャッタースピードが速くなり、ISO感度が最適化されるとのこと。メインの広角カメラは、夜景などをキレイに撮れるノイズリダクション機能も備えています。

▲ミッドレンジながら、必要十分な撮影機能を備えている

CPUはSnapdragon 690で、メモリはRAMが6GB、ROMが128GB。5G通信方式はSub6のみ。多くの人が求める機能とスペックを備えた、まさにスタンダードモデルという印象です。価格は発表されていませんが、ミッドレンジらしい価格で発売されたら、大ヒットするかもしれません。

▲右側面に音量キー、指紋センサーを兼ねる電源キー、アシスタントキーを搭載

▲左側面にSIM/microSDスロット。軽くて、片手で扱いやすそうな印象

▲上部にイヤホンジャックを搭載

▲底部にはUSB Type-Cポートを備える

 

■Xperia 5 IIIは、いまのところ日本発売は未定

日本発売は未定ですが、グローバル向けにはXperia 5 IIの後継にあたるXperia 5 IIIも発表されました。6.1インチの有機ディスプレイを搭載するモデルで、Xperia 1 IIIと同様に、前モデルから進化を遂げています。

▲Xperia 5 IIIの国内発売は未定

日本では従来、夏モデルとしてXperia 1/1 IIがリリースされ、秋冬モデルとしてXperia 5/5 IIがリリースされていました。あくまでも筆者の期待を込めた推測ですが、秋以降にXperia 5 IIIも日本で発売される可能性はなくはないでしょう。

>> Xperia

 

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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