SUUNTO(スント)といえば、北欧フィンランドが生み出した世界的なアウトドアウォッチメーカーです。大きな文字盤にシンプルなデザインは、アウトドア好きには有名。最近のモデルでは、スマホと連携する機能なども搭載し、ますますその魅力は高まっています。
そんなスントの最新モデル「AMBIT3 VERTICAL」(6万3720円)は、移動した道のりや速度、距離などが分かるだけでなく、ナビゲーション機能も付いているんです。文字盤上にリアルタイムにルートが表示され、標高まで分かります。これは、最新のGPSチップを搭載し、GPS信号の取得速度が飛躍的に向上しているから。自分が歩いてきた道のりが時計上に表示されると、そこが北アルプスだろうと、近所の低山だろうと、やっぱり達成感が違いますよ。
もし普段のトレーニングにも使いたいなら、心拍計測ベルト付きモデル(7万200円)もオススメです。
【AMBIT3 VERTICAL】
ケース径:50mm
防水:10気圧
バッテリー:最大100時間(※GPSデータ取得頻度60秒毎の場合)
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【仕事でもOK!】ゼロハリコラボのダイバーズウォッチ
アウトドアウォッチの中でも歴史の長いダイバーズウォッチ。潜水時にも着けられるように、防水だけでなく水圧に耐える耐衝撃性能が魅力です。さまざまなフィールドに対応するアウトドアウォッチにナインナップしている、セイコーのプロスペックスシリーズの「TRANSOCEAN(トランスオーシャン)」(15万1200円)は、まさにダイバーズウォッチらしい1本です。
200mの防水性能と衝撃性能を備え、ケースとバンドは耐食性の高いステンレススチール。ベゼルはセラミック、ガラスはサファイアガラスと、絵に描いたような“タフ”さです。しかも、アルミ製スーツケースで有名なゼロハリバートンとのコラボなんて、頑丈以外に表現のしようがありません。
そして最大の特徴は、これだけの性能を持ちながら、とてもシンプルなデザインだということ。メタルバンドにアナログの文字盤。ケース径もアウトドアウォッチとしては小さめで、シルバーとブラックどちらもスーツに合う落ち着いたデザインです。これなら、普段の仕事時でも、まったく問題なく着けていけます。実売価格も11万円代と狙い目です。
【TRANSOCEAN ゼロハリバートンコラボレーション限定モデル】
ケース径:45mm
防水:200m潜水用防水
機械式自動巻き
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【スマホと連携!】スマートウォッチの弱点を克服した最強モデル
スマートウォッチが登場してからというもの、さまざまなタイプのモデルが発売されてきました。もちろんアウトドア系もあります。しかし、現時点で最強と言えるのは、間違いなくコレ。カシオの「Smart Outdoor Watch WSD−F10」(7万5600円)です。
カシオには「プロトレック」というアウトドアウォッチの雄ともいうべきブランドがあります。そして、そのタフさから世界中で愛されているのが「Gショック」。そんなカシオが本気を出して開発したスマートウォッチです。
スマホとの連携やカラー液晶など、スマートウォッチとしての機能はもちろん十分なのですが、なんといっても素晴らしいのが液晶の二重構造が実現したバッテリー消費の低減です。カラー液晶部分は、スマホと連携し各種データの表示に使われます。これが多彩で美しいグラフィックなのですが、スマートウォッチの性(さが)として、どうしてもバッテリーを消費してしまいます。
そこで、必要のないときには連携による通信機能などを切り、バッテリーを長持ちさせるために、時刻表示はモノクロ液晶に任せられるのです。まさに二重液晶構造のなせるワザです。これにより、スマホ連携OFFでモノクロ液晶のみ使用の場合に、約1カ月ものバッテリーの保ちを実現しました。
フィールドでそうそう簡単に充電はできません。いざというときに時間も分からなくなってしまっては意味がない。アウトドアウォッチには、タフさだけでなく確実に時間を確認できることも重要です。それを、スマートウォッチとして達成したこの「WSD−F10」、素直にスゴイのひと言です。
【Smart Outdoor Watch WSD−F10】
ケース径:56mm
防水:5気圧
バッテリー:スマホ連携ONでカラー液晶のみ使用で1日以上。連携OFFでモノクロ液晶のみ使用で約1カ月
(文/&GP編集部)
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