メタル素材を用いつつ、薄くて（7.2mm）軽い（約136g）ボディを実現。ぱっと見の印象はiPhoneに近く、手にしたときのメタルの質感や画面デザインは、SIMフリー市場でのライバルであるファーウェイのスマホに似ているかも。昨今の売れ筋をしっかり研究したうえで設計したモデルと言っていいかもしれません。
この仕様で2万9900円（税抜）。安いです。売れると思います！
純正のアルミニウムバンパー（9980円・税抜）や、スマホスタンドとしても使えるフリップケース（2980円・税抜）も発売されます。
硬派な風格の増田薫社長のイメージが強いためか、フリーテルの発表会は、どこか“男っぽい”空気が漂うことが多かったのですが、今回の発表会は、ものすごく華やかで明るい雰囲気でした。それは、フリーテルが初めて起用するCMキャラクターとして佐々木希さんが登場したからです。
フリーテルの格安SIMが月額299円（税抜）から使えることを文字って「ニクキュー」というキーワードを連呼するCMが上映され、かわいいのなんの。フォトセッション時のカメラマンのテンションも高まっていたようでした。
フリーテルの調査によると、2016年2月には国内のSIMフリースマホ市場の46％を占め、販売シェア1位を獲得。海外進出も順調に進み、昨年から標榜している「10年以内に日本のSIMフリーメーカーで世界1位をめざす」という目標に向けて、順調に推移していることをアピールしていました。佐々木希さん出演のCMを投入することも、その自信の表れと言えそうです。
「REI（麗）」の発売に合わせて、フリーテルコーナーを設置する量販店も増やす予定。7月までに即時開通・MNPに対応する店は150店舗に達する見通しとのこと。従来の「使った分だけ安心プラン」に加えて、データ容量別のプランも導入。スマホと音声通話付きSIMをセットで購入した場合に、最大1年間のデータ通信量が無料になるキャンペーンも5月20日から始まります。
ちなみに、佐々木希さんは、5色のバリエーションの中で、シャンパンゴールドが一番のお気に入りだそうです。増田社長からフリップカバー付きのモデルをプレゼントされて、ニッコリしていました。
（取材・文／村元正剛）
むらもとまさかた／ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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