6月10日より発売の「Style60’s」は、1964年に同社より発売された国産初のクロノグラフ「クラウン クロノグラフ」の意匠をベースにデザインされたもの。立ち上がりのあるボックス型ガラス、視認性に配慮して見切りを広くデザインしたダイヤル、アラビア数字が施されたソリッドなベゼルなど、ディティールの随所に60年代を思わせるヴィンテージ感がたっぷり詰め込まれています。
また丸みを帯びたケースは手首に巻いた際に快適な装着感を楽しめるよう、内側に向かってやや傾斜する形状に設計。かん足には、鏡面仕上げを施した面を追加することで、暖かみのあるデザインにシャープなアクセントを添えるなど、現代の都市生活にふさわしい実用性と洗練を備えます。
バリエーションは全6モデル。ムーブメントに自動巻きのメカニカルキャリバー 4R35を採用しカレンダー機能を備える「SARY193」「SARY195」(各6万500円)、ブラックのナイロンベルトを合わせた「SARY197」(5万5000円。
自動巻きのメカニカルキャリバー 4R39を搭載する「SARY189」「SARY191」「SARY192」(各6万6000円)の3機種は、9時位置にスケルトン窓を備えたオープンハート仕様。手頃な価格ながら、機械式時計の奥深さを堪能できます。
ダイヤルカラーにはオリジナルモデルを思わせるアイボリー、シックでベーシックなブラックの他、60年代以降に流行したアースカラーをイメージしたグリーンダイヤルをラインナップ。とりわけ、あたたかみのあるピンクゴールドメッキのケースにブラウンのナイロンベルトを合わせた「SARY192」は注目の1本です。
<文/&GP>
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