アウトドアサウナで「整える」!ついでにピザ焼いて寝ちゃう?

この「SaunaHax」、ひと言で言えばサウナ専用に設計された薪ストーブとサウナ用テント、たっぷり18kgのサウナストーン、さらにロウリュ(フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法のひとつ)用バケツと柄杓を付けたアウトドア用サウナセットです。

まずは何より肝心な薪ストーブ。これは国内産の極厚ステンレス板を材料に、熟練の職人が手作業でひとつずつ丁寧に溶接したもの。燃焼室は強度と耐熱性に優れたオクタゴン(八角形)構造で、120℃を超える高温サウナも可能とのこと。熱による歪みにも強いため、使用後のメンテナンス性も良好、本体正面に備えた耐熱ガラス窓からは燃え上がる炎の様子も眺められます。

とりわけ大きな特徴といえそうなのが、サウナ用の薪ストーブとしては初となる外気導入式の採用です。一般的なアウトドア用薪ストーブは、ほとんどがテント内の空気を燃焼に用いる構造になっており、一酸化炭素中毒のリスクを免れるには換気に細心の注意を払う必要があります。

とはいうものの、サウナで換気していたら室内温度は上がらない。そこでこの「SaunaHax」ではテントの外から空気を導入する新設計を採用。ストーブの燃焼にテント内の空気を使わないから安心安全。不完全燃焼による一酸化炭素中毒のリスクを大きく減らせるという仕組みです。

さらにユニークなのが、あらかじめアフターサウナの楽しみを念頭に入れてデザインされているということ。サウナを焚いた後に残った熾火(おきび)をそのまま消してしまうのはもったいない! ということで、「SaunaHax」のストーブはオーブン調理やグリル調理もできるよう設計。すっきり汗を流したあとは、ピザやグラタン、ステーキなど、好みの食材を豪快に焼いて楽しめるというわけです。

付属するサウナテントも、使いたい場所に大きく広げて、指定の5カ所を引っぱるだけという簡単設計、慣れればわずか数分で設営できるというシンプルさ。トップカバーには撥水加工を施したポリコットンを使用、ちょっとした雨や霧にも負けません。

さらに、従来のサウナテントでは煙突ガード部分にガラス繊維が用いられることが多かったのですが、この「SaunaHax」では当該部分に特殊アクリル繊維を焼成炭化した耐炎繊維を使用。「肌を露出して楽しむサウナで、ガラス繊維を使うのはどうだろう」との配慮からとのこと、きめ細やかな思いやりもうれしいですよね。

テント内ではそのまま寝泊まりもできるから、「現地に到着したらすぐサウナを焚いて汗を流し、アフターサウナは熾火でディナー、火を消したら煙突穴を閉じてそのまま就寝」なんて、目的をサウナに特化したキャンプも夢じゃないかもしれません。

GREEN FUNDINGでの募集受付は6月17日から7月27日までで、商品の発送は8月よりオーダー順に開始予定です。今年の冬キャンプは、サウナを楽しんでみませんか。

>> GREEN FUNDING「アウトドアサウナシステム SaunaHax」

<文/&GP>

 

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