ナイフの製作を担当したのは、日本を代表するカスタムナイフメーカー原幸治(ハラコウジ)氏。デザイン性と精密性の高いナイフは、海外でも高い評価を集めており、これまでにアメリカやヨーロッパで数々の賞を獲得しています。
ブレードは、愛知製鋼の“ステンレス鋼8A(高強度ステンレス鋼)”。クロム比重が少ないため研ぎ直しがしやすく扱いやすい鋼材で、完璧に焼き入れされたブレードは切れ味が鋭く刃持ちがいいのが特徴となっていて、ヘビーデューティーに使えるものです。
ハンドル材には、“パッカーウッド”を採用。積層の木材に樹脂を高圧で含浸させてあるので、見た目に美しいだけでなく、防水性の高さも特徴。カラーラインナップは、ブラック、レッド、ブルー、グリーンの4色。それぞれ深みのある色合いで、アウトドアシーンによく映えます。
また、ナイフの背(みね)部の角には鋭いエッジがつけられていて、このエッジを使ってメタルマッチを発火させることも可能。シース(鞘)には、メタルマッチ用のポケットが設けられており、まとめて持ち運びできます。
シースを制作したのは「当代随一」とも評価されるレザークラフトマンの中村英二氏。素材には、牛本革が採用されており、使い込むほどに美しく変化していく風合いを楽しめますよ。
>> A&F
<文/&GP>
【関連記事】
◆アウトドアナイフBARK RIVER KNIVES「トラッカー」とVarustteleka「テラバ・スクラマ」はどちらが最強か?
◆キャンプの定番モーラナイフをレザーケースに変えて人とは違う1本に
◆レザーならではの手触りの良さが加わったOLFA WORKS「ブッシュクラフトナイフ」限定モデル
- 1
- 2