上質感とハイクオリティな音質が奏でる最高の音楽体験

「PI7」の特筆すべきは、最大48kHz/24bitのワイヤレス伝送を可能にするQualcomm aptX Adaptiveコーデックに対応していること。既存の音楽ファイルはもとより、ハイレゾ音源や24bit対応の高音質ストリーミングサービスまで楽しめます。

また、スマホやDAPなどの再生側デバイスからマスター側イヤホンに対してはaptX Adaptiveコーデックでオーディオ信号を送信、さらにマスター側からスレーブ側に対してはNFMI(Near-field Magnetic Induction)なる通信技術を用いて48kHz/24bitのまま、信号を送信することが可能。つまり、再生デバイスから両耳に届くまで、あらゆる経路をすべて24bitで伝送できるのです。

左右のイヤホンには自社開発の9.2mmダイナミックドライバーと、高域再生用のバランスドアーマチュアドライバーを搭載。それぞれが専用アンプで駆動するバイアンプ方式を採用することで、卓越したコントロールと最上級のダイナミクス、また深みのある低音の再現を実現しています。

加えて、都市生活では欠かせないノイズキャンセリング機能も充実。「PI7」では周囲の環境を自動で解析し、シーンに応じて最適なノイズキャンセル処理を行うアダプティブ・アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。状況に応じて外からの音を取り込めるアンビエントパススルー機能も搭載するので、移動時や仕事中も安心して使えます。

イヤホン本体は片側7gと耳にすんなり収まる小ささで、プレミアム感漂う充電ケースも60×28×57mm・61gと実にコンパクト。充電ケースはUSB-Cでの充電以外に、ワイヤレス充電にも対応しています。

さらにこの充電ケースもかなりユニークで、イヤホン自体の充電機能と併せてBluetoothトランスミッター機能、つまりBluetooth非対応の音楽デバイスもすぐさまワイヤレス化できるという機能を内蔵しています。添付の3.5mmオーディオケーブルもしくはUSB-Cケーブルを使って、手持ちのオーディオデバイス、あるいはテレビやゲーム機などに接続すれば即座に音声データを「PI7」に転送し、さまざまな音楽ソースをワイヤレスで手軽に楽しめるというわけです。

最大駆動時間は本体のみで4時間、充電ケースの使用で最大20時間の駆動が可能。6月25日より発売されるのはチャコールモデルのみですが、追って7月下旬にはホワイトモデルの発売も予定しています。

▲「PI5」

さらに、ドライブユニットに「PI7」と同じ9.2mmのダイナミックドライバーを搭載した高音質の完全ワイヤレスイヤホン「PI5」(同:2万7280円前後)も発売。こちらはTWS+(True Wireless Stereo Plus)技術により高品質で安定した通信を実現。シームレスに利用できるノイズキャンセリング機能とアンビエントパススルー機能を搭載したスタンダードモデルで、カラーはチャコールとホワイトの2色をラインナップしています。

両モデルともにサウンドチューニングは、アビーロード・スタジオのモニタースピーカーとしても名高い「800 Series Diamond」を手掛けたチームが担当。揺るぎない自信のほどは、ぜひ実際に試してみたいものですね。

>> Bowers & Wilkins「PI7」

<文/&GP>

 

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