「T-GT II」はPlayStation 5の正式ライセンスを取得した初のレーシングホイールです。「T-GT」の機能をよりグレードアップするため、2万3000時間以上の開発時間が費やされたそうです。
新機能は大きくふたつ。ひとつめがT-DCC(Drift Curve Calculation/ドリフト曲線計算)です。リアルタイムでドリフト計算を行う独自技術により、ドライバーはリアルに車両の横滑りの制御を行えます。
ふたつ目はT-RTF(Real Time Force feedback/リアルタイムフォースフィードバック)です。フォースフィードバック計算時間が内蔵プロセッサにより短縮され、即時の応答が可能となります。これにより、ゲームプレイ中の伝達遅延がなくなり、よりレースに集中して楽しめます。
また、最高レベルの耐久性と品質を保証するため、実際に自動車産業から得られたAEC-Q認証プリント回路基板を用いた電子設計を備えていたり、ブレーキペダルスプリングなどにも欧州の自動車産業から得られた超高品質部品を使用したりしています。もちろん、「T-LINシステム」「T-F.O.C.技術」「T-MCE超効率的冷却システム」「T-TURBO電源装置」など、以前の「T-GT」で人気だった技術や機能もすべて搭載しています。
なお、サーボベースとホイール、ペダルの揃った「T-GT II」一式のほか、サーボベース+ホイールの「T-GT IIパック」やサーボベース単品も、2021年第4四半期に発売される予定です。
自宅がリアルなサーキットに変わる「T-GT II」で、家に居ながらドライビングテクニックを磨いてみませんか?
<文/&GP>
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