“ソビエト機能主義”を体現したシンプルかつ軽量なロシア時計

ガガーリンが60年前に人類史上初の宇宙飛行を成功させたとき、その腕につけていたのがシュトゥルマンスキーのウォッチでした。その偉業を称える60周年記念モデルは、60~70年代にモスクワ第一時計工場で「ソビエト機能主義」をテーマとし、“時間を読む”ことに特化してデザインされたウォッチを再現したというだけあり、実にミニマルなデザインが特徴です。

文字盤には、当時使われていたものと同じフォントのアラビア数字と目盛り、時針・分針・秒針のみを配置。上部には、シュトゥルマンスキーのロゴと、下部にはモスクワ第一時計工場製という文字がロシア語アルファベットで表記されています。

小ぶりな直径33mmのステンレススチール製ケースに、つややかな黒のカーフレザーの組み合わせ。風防に採用した滑らかに湾曲するミネラルガラスが視認性をアップし、レトロな雰囲気もプラスしています。

搭載しているのは、シュトゥルマンスキーのすでに生産終了した希少価値の高いデットストックムーブメントである手巻き式の「2609」。磨き上げられた鏡のような裏蓋には、モデル番号とシリアル番号を刻印しています。

カラーバリエーションは、ガガーリンを乗せたボストーク1号ロケットのカラーを模したオフホワイトの文字盤に濃紺のアラビア数字を配置したモデルと、宇宙空間のような深いブラックの文字盤にオフホワイトのアラビア数字が浮かぶ2タイプをラインナップ。どちらも、特別なボックス入りで2000本限定の発売です。

>> STURMANSKIE「Gagarin アニバーサリーモデル 33 クラシック」

<文/&GP>

 

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