どれを選ぶ? auの2016夏は欲しいスマホが大豊作!

 

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中央が新CMに出演する一寸法師役の前野朋哉さん

今日発表されたのはスマホ4機種、タブレット1機種、ガラホ1機種、モバイルルーター1機種の計7機種。すでに発表済みの「Galaxy S7 edge」と「Xperia X Performance」と、新色・ブルーが追加される「TORUQUE G02」加えた全10機種が今夏のラインナップとなります。

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5月19日に発売された「Galaxy S7 edge SCV33」

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美しいメタルボディが特徴の「Xperia X Performance SOV33」は6月中旬以降発売予定

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高い耐久性能を持つ「TORQUE G02」の新色・ブルーは7月上旬発売予定

 

では、さっそく新モデルを紹介していきましょう!

スマホ初心者が満足必至の「Qua phone PX」

まずは、au独自ブランドの「Qua phone PX」。約5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、使いやすさに注力したスマホです。ミドルクラス機ながら、約1610万画素のカメラを搭載し、オートでもマニュアルでも簡単に鮮明に撮れることがセールスポイント。前面カメラも約800万画素なので、自分撮りを楽しみたい人も満足できそうです。

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カラバリは、ホワイト、ネイビー、ピンクの3色。7月上旬発売予定

 

約7.5mmという薄さながら、3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、標準的な使い方であれば、3〜4日間の連続使用を見込めるとのこと。防水・防塵、おサイフケータイにも対応。最大通信速度は150Mbps。LG製なので、性能面でも安心。「初めてのスマホだが、機能には妥協したくない」という人にオススメです。

 

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約7.5mmという薄さで、約127gと軽いことも魅力

 

スマホとの併用に最適なタブレット「Qua phone PX」

「Qua phone PX」と共通デザインの「Qua tab PX」というタブレットも発売されます。画面サイズは約8インチで、約310gという軽さなので、片手でも楽に持てます。

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Qua phone PXと同じく3色展開。7月上旬発売予定

 

Androidタブレットとしての機能をフル装備しているので、これ1台で使っても満足できますが、「Qua phone PX」と一緒に使うことで、より便利に活用できる連携機能も備えています。

例えば「Qua phone PX」で撮った写真を簡単に同期して「Qua tab PX」の大画面に表示したり、「Qua phone PX」で見ていたWebサイトの続きを「Qua tab PX」で見たりできる仕組み。「Qua phone PX」を充電しているときに、「Qua phone PX」に届いたメールを「Qua tab PX」の画面で確認して、返信したりといったこともできます。

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タブレットにスマホの画面をそのまま表示できる

 

「Qua phone PX」「Qua tab PX」ともに価格は未定ですが、説明員によると「どちらも、お買い求めやすい価格」になるとのこと。画面のインターフェイスが共通しているので、自宅にいるときはタブレット、外出時はスマホという使い分けがしやすそうです。

 

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同じカラーのスマホとタブレットの2台持ちを提案

 

GalaxyやXperiaに負けない!カメラと音楽が充実の「HTC 10」

1年ぶりにHTC製モデルも登場します。「HTC 10 HTV32」は、同社の最新フラグシップの日本向けモデル。約5.2インチのWQHD(2650×1440)ディスプレイを搭載し、カメラは背面が約1200万画素、前面が約500面画素。どちらのカメラも光学式手ブレ補正に対応し、背面カメラは、光を多く取り込める「ウルトラピクセルセンサー」や高速レーザーオートフォーカス、RAW形式での撮影など、スマホカメラとして最先端のテクノロジーを取り入れています。

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カラバリは、トパーズゴールド、カメリアレッド、カーボングレイの3色。6月中旬発売予定

 

内臓スピーカーでも迫力あるステレオサウンドを楽しめ、ハイレゾ対応イヤホンも付属しているので、音楽を存分に楽しみたい人も満足できそうです。

 

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トパーズゴールドには白の、カメリアレッドとカーボングレイには黒のハイレゾイヤホンを同梱

 

4G LTEとWiMAX 2+のキャリアアグリケーションに対応しているため、最大通信速度は370Mbps。4GBメモリーや、約0.2秒で認識する指紋センサー、最新の急速充電規格に対応していることなど、現時点では最高峰といえるスペックを実現。すでに発表済みのGalaxy S7 edgeやXperia X Performanceの購入を検討していた人も、このモデルは選択肢に加えたほうがよさそうですよ。

 

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USB端子はどちら向きでも挿せるType-C形状

 

誰もが満足!全部入りハイエンド「AQUOS SERIE」

シャープ製の「AQUOS SERIE SHV34」は、約5.3インチのフルHDディスプレイを搭載するハイエンドモデル。一般的なスマホよりもレスポンスが速い「ハイスピードIGZO」を搭載し、Webページをスクロールしたり、動画を見たりするときに、残像が少ない、なめらかな画質が得られることが特徴。

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従来のAQUOS SERIEからデザインを一新。カラバリは、ネイビー、ホワイト、コーラルピンクの3色。6月中旬発売予定約

 

0.4秒で起動する約2260万画素の背面カメラは「花火モード」「スーパースロー撮影」など、多彩な撮影モードを備えています。前面カメラは約500万画素で、画角85度の広角レンズを搭載。セルフィーを楽しみたい人も満足できるはずです。

 

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リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得したカメラを搭載

 

防水・防塵、おサイフケータイ対応で、フルセグも見られて、ハイレゾも聞ける。最大通信速度は370Mbps。“全部入り”といっていい仕様です。

小窓付きのフリップカバー付きの専用ケースも発売されます。閉じたままで、人工知能「エモパー」による情報を確認できたり、カメラを起動して撮影したりできるスグレモノ。しかも側面と背面側はクリアケースで、本来のデザインを生かして、着信イルミネーションも確認できるようになってます。

 

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本体カラーに合わせた純正ケースを「au +1 collection」で発売

 

質感が良く、使いやすそうな「AQUOS U」

シャープ製モデルは「AQUOS U SHV35」というミドルクラス機も発売されます。5インチのHDディスプレイを搭載し、“ハイスピード”ではない従来のIGZOディスプレイを採用しています。

3010mAhの大容量バッテリーとIGZOの省電力技術により、最長4日程度の連続使用を見込めるそうです。カメラは背面が約1310万画素で、前面が約500万画素。最大通信速度は150Mbpsですが、防水・防塵、おサイフケータイに対応するなど、必要十分なスペックを備えています。

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カラバリは、このミントブルーのほかに、ホワイト、ブラックがある。6月下旬発売予定

 

機能面ではAQUOS SERIEに劣りますが、手になじむちょうどいいサイズ感で、約128gという軽さも魅力。指紋が付きにくく、サラリとした質感も多くの人から好まれそうです。先進性よりも使いやすさや価格を重視する人は、このモデルにも触れてみるべきだと思います。

 

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マットな質感のフラットパネルも魅力

 

Galaxy S7 edgeの“バットマン”モデルも登場!

「Galaxy S7 edge」の限定モデルが発売されることも発表されました。「Injustice」というゲームとコラボレーションしたモデルで、「バットマン」をモチーフにしたオリジナルデザインが施されています。日本では限定100台で、au Online Shopだけの取り扱いになるとのこと。

シリアルナンバー付きで、専用ケースや、市販モデルとは異なるブラックの「Gear VR」も同梱。価格や発売日は未定ですが、発売即完売になりそうなアイテムなので、気になる人は、今後の予約受付情報などを見逃さないように要注意!

 

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限定100台の「Galaxy S7 edge Injustice Edition」

 

Androidを搭載するシャープ製のケータイ「AQUOS K SHF33」は、約1310万画素のカメラを搭載し、ケータイでは初の人工知能「エモパー」を搭載していることが進化ポイント。防水・防塵・耐衝撃にも対応し、最大受信速度は150Mbpsです。

 

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ガラホ「AQUOS K」の最新モデルは、6月下旬発売予定

 

ファーウェイ製のモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W03」は、4G LTEとWiMAX 2+を束ねて利用するキャリアアグリケーションにより、受信最大370Mbpsを実現しています。

 

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「Speed Wi-Fi NEXT W03」は、6月4日発売予定。なお、クレードルは別売

 

なお、ここに紹介した夏モデルの「第1弾」で、近いうちに「第2弾」を発表することも予告されました。じっくり比較検討してから1台を決めたい人は、その発表を待ったほうがいいかもしれませんね。また、8月から「au STAR」という新しい会員制プログラムを導入し、とくに4年以上auを使い続けている人が優遇する施策も発表されました。

 

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長く使い続けるほど得する新プログラム「au STAR」

 

壇上で「auは、大きく変わる」と宣言した田中社長。その手腕に期待しましょう!

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KDDI株式会社 代表取締役社長・田中孝司氏

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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