この「MAFeeQ」、簡単にいえばスマホアプリと連動して使うスマート耳栓。スマホとの接続はBluetoothによるワイヤレス接続、片耳わずか約3gという軽さは長時間つけていても気になりません。
大きなポイントのひとつが、アプリ連動による時間管理ができること。専用アプリを使ってあらかじめ設定した時間にアラームを鳴らせるので、大事な予定を失念する不安なし。「家族と生活時間が違うため、スマホや時計のアラーム機能を使うのに気兼ねがある…」なんて人にもぴったりです。
ちょっと面白いのは、生産性を上げるライフハックとして静かなブームを呼んでいる “ポモドーロ・テクニック”に対応していること。ポモドーロ・テクニックとは「25分間の作業時間+5分間の休憩時間」を1セットに作業を行い、3〜4セットごとに15〜30分間の休憩時間を取るというルーティンを続けることで、作業効率の向上を図れるという時間管理術。「MAFeeQ」のアプリで一定時間で休憩を促せば、スムーズに日常生活に取り入れられます。
さらにリラックスしたい時には、あらかじめプリセットされたさざ波や焚き火、雨音などの環境音を楽しむことも可能。ヨガなどのトレーニングに活用できるメトロノーム機能も付いています。
この「MAFeeQ」の開発にあたっては、総合格闘家である朝倉未来氏が監修に携わっています。じつは朝倉氏、睡眠環境に関しては相当にセンシティブで、自ら「かなりの神経質で眠りが浅く、小さな物音で目が覚めてしまう」と語るほど。
耳栓をして寝たとしても、今度は目覚ましのアラーム音が聞こえない…そこで生まれたのが耳栓自体にアラーム機能をつけるというアイデア。元々オウルテックとは、全く別の製品に関する共同開発を検討していたそうですが、その過程で朝倉氏から出されたアイデアがベースとなって、製品化の運びとなったというわけです。
もちろん元々の機能はあくまでイヤープラグ、特製防音ウレタンフォームが生み出す物理的な遮音効果も期待大。遮音性能は NNR(noise reduction rating:アメリカ環境保護庁が定める騒音減衰指数)29に準拠、周囲のノイズを-29dBも低減できる十分な遮音性能を備えます。仕事中はもちろん、読書や趣味に没頭したい時、マシンを使ったトレーニングやヨガ、マインドフルネスにも活用できそう。
なおGREEN FUNDINGでの先行販売では単品販売のほか、友達とのシェアや使い分けに最適な2個セット(3万5200円)、4色のカラバリをセットにしたコンプリートセット(6万1600円)もラインナップ。製品のお届けは2022年1月の予定となっています。
<文/&GP>
【関連記事】
◆PCとスマホに同時接続可!しかもANC搭載で1万円台は高コスパ!
◆ズンズン重低音を響かせたいって人にぴったりなANC付き完全ワイヤレス
◆片側使用、低遅延と使い勝手だけじゃない音質へのこだわりも注目です
- 1
- 2