キャンプ場でも目を引きそうなこのユニークな形状、その突起ひとつひとつにはしっかり役割があります。
薪を掴む時には、二股になったトングの先端と、バーリング加工(穴の周りに立ち上がりをつける)された突起部分がガッチリ薪をホールド。4点で支えて、重たい薪もクルっと回ってしまわないようにします。
薪を砕く時には、トング先端や、先端付近にある鳥のクチバシのようになった突起で叩けばオッケー。長さが62cmあるので、しっかり火と距離をとって薪を砕くことができます。
薪を転がす時には、クチバシのような突起と、その裏なる小さなギザギザ部分で薪をフック。転がしたり、ずらしたり、薪を好きな位置に動かすことが可能です。
薪をならす時には、クチバシのような突起を少し開いたまま使用。いい感じになった熾火も平らにならせます。
そして、特許出願中という、この薪トングの秘密兵器が、持ち手の先にあるピョコンと飛び出した角部分。この部分を腕に当てることで、テコの原理で重たい薪もラクラク。これなら、重い薪を置いてしまって動かせない…という失敗もありません。
また、持ち手部分にある長めの取っ手はガードの役割をしていて、焚き火台や薪ストーブに手が接触するのを防いでくれます。指をひっかけることもできるから、薪を掴んだ時の安定感もアップ。
トングの表面は傷つきにくく、歪みにくく、錆びにくい“Nitriding Treatment(窒化処理)”がされているため、丈夫で長持ち。手が触れる部分の職人による丁寧な面取り加工も、こだわりを感じます。
現在、クラウドファンディング・Makuakeにてプロジェクトを公開中で、先端につけるメタルケースとのセット(1万640円~ 8月7日現在)や、耐火性ロンググローブとのセット(1万4512円~)も用意されています。
>> Makuake
<文/&GP>
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