ケース径39mmと41mmの2サイズで展開する新作フリーガー。まず目を引くのはやはり文字盤の美しいミッドナイトブルー。表面には細やかな縦目のヘアライン加工も施され、高級感のある表情に。
秒針や12時位置±5秒の位置にデザインされた“シンクロライン”と呼ばれる軌道調整ユニットはブルーとの対比となるオレンジがアクセント。パイロット・ツールとしての立ち位置ならではのチームメイトとの連携時に活躍するユニットとなっています。
“ブリックストラック”と呼ばれる円形のインデックスは、パイロットウォッチらしく明解な視認性。各時間位置の“ブリックス”と時針・分針には蓄光顔料のスーパーミノルバも施され、夜間・暗所での視認性も確保。
ケースにはリサイクルステンレススチールを採用。一般的なステンレススチールでもわずかに再利用金属を含みますが、このフリーガーには、ほぼすべてがリサイクルスチールである“ステンレススチール 316-1.4404”を採用。もちろん品質的には一般のスチールと同等。そのため、フォルティスでは今後の新作にはすべてリサイクルスチールを採用していくとのこと。
ベゼルは両方向回転。防水性能は20気圧。38時間のパワーリザーブを持つスイス製自動巻ムーブメントを搭載。
ウォッチ全体を軽やかな印象にしている、ブルーグレーのインディゴカラー・レザーストラップはドイツ製のハンドメイドレザー。その加工においても持続可能な素材であるオリーブの葉を用いており、この点でもフォルティスのエコな姿勢が。発売は2021年秋予定となっています。
>> FORTIS「フリーガーF-39/F-41 ミッドナイトブルー」
<文/&GP>
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