この「全自動猫トイレ coscat」、一般的な猫用トイレと同じく、本体内に市販の猫砂をセットして使うのですが、大きな違いはネコちゃんがトイレを使ったあとの処理方法。
トイレ完了後に本体搭載のボタンを押す(もしくはアプリ操作でスイッチを入れる)と本体の蓋が閉まり、内部では大きなツメが降りてきて固まった排泄物を回収。
残った砂の表面を平らにならして使いやすい状態に整えたのち、内蔵LEDが紫外線UV-Cを照射して除菌。飼い主が自分の手を汚すことなく、いつでも快適に使えるキレイなトイレがキープできるというわけです。
回収できる排泄物の容量は最大4Lだから、2日程度家を空けても大丈夫。猫砂を入れる容器や回収するツメは、外して丸洗いすることもできるから、衛生面でも安心です。
なおトイレの処理は、ネコちゃんが使うたびに自動で行われるわけではなく、ボタンあるいはアプリ上でのスイッチ操作、もしくはタイマー設定によって行う仕組みになっています。
もちろん清掃中は蓋が閉まっているのでネコちゃんが入ってくる心配はないし、万一LED照射中にネコちゃんが入ってきた場合も内蔵するセンサーが即座に感知、紫外線の照射をストップするから安心。
専用アプリでは本体操作やタイマー設定のほか、ネコちゃんがトイレに入った時間と滞在時間を記録してグラフで管理することも可能。いつもと違う様子が見られたときにすぐ気づくことができるので、体調管理にも役立ちます。
一般に機械式トイレは音が大きいのがデメリットといわれるのですが、この「coscat」は夜間や早朝の使用も気になりにくい静音設計。1回の清掃にかかる時間も3分程度(紫外線照射時間は30分程度)なので、周囲に気兼ねしにくいのも魅力です。
トイレの周囲を散らかすことのないよう、猫砂を落とすためのスノコの付いたステップも標準搭載しているので、オプションをつけなくても大丈夫。
本体サイズは55×55×57cmで重さは約12kg。ゴロンとボリュームのある球体フォルムはなかなかの存在感があるので、設置場所に関してはあらかじめよく確認しておくことをお勧めします。
Makuakeでの先行販売受け付けは9月6日までで、製品は11月末までのお届け予定となっています。
>> Makuake
<文/&GP>
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