「アドミラル 38 オートマティック」は「A082/04048-B」(154万円)、「A082/04266」(81万4000円)、「A082/04265」(74万8000円)の3種類。
ヨット用ナットから着想を得た12角形型ベゼル、航海ペナントをそのまま使用したインデックス、ブルーPVDコーティングがマリンブルーを想起させるメタリックな青“ガンブルー”のカラーリング(04048-B&04266、04265はコーティングなしのシルバー)など、大人気を博した「1983 Admiral's cup」を2020年代仕様に再解釈。
新たに2枚の複層ダイアルを採用したことで、奥行きを感じさせるデザインとなりました。上部のレイヤーはコンパスローズ(地図や海図に描かれる東西南北を示す図形)から着想を得たもので、計12個の先端部にはインデックス替わりとなる航海ペナント(国際海洋信号旗)が描かれているなど、マリンスポーツの息吹を感じさせるこだわりの仕様です。
ムーブメントは自動巻き機械式ムーブメント・Cal.CO082を搭載し、表示機能は時分秒針の3針にデイト表示と至ってシンプル。パワーリザーブは約42時間と安定の駆動を実現し、高い技術によって組まれた緻密な機構と動きは、サファイアクリスタルガラスが嵌め込まれたケースバックから常に鑑賞することができます。
ケース素材及びブレスレットには、錆びにくく高硬度、安定した耐久性を備えるステンレススチールを採用。ケースサイズは38mm径×厚さ9.3mmで、風防はシースルーの裏蓋と同じくサファイアクリスタルガラス(無反射コーティング)で、防水性能は「04048-B」が5気圧防水、「04266」と「04265」が10気圧防水を搭載しています。
なお、ブレスレットは「04048-B」のみ、ベゼル及びブレスレットの中間コマ(繋ぎの部分)にローズゴールド(18KRG)を用い、1983年モデルをインスパイアした仕様となります。
腕に馴染む快適な装着感と、機械式ならではのメカニカルも楽しめる「アドミラル」最新コレクション。ヨットマンならずとも手に入れたくなる、垂涎のモデルといえそうですね。
<文/&GP>
【関連記事】
◆クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」を表現する白い琺瑯ダイヤルが美しいコラボウオッチ
◆ダマスカス鋼&スケルトン!強烈な個性を放つ珠玉の1本
◆世界的ヨットレースを模した海の男のための限定モデル
- 1
- 2