使い方はいたってシンプル。普段使っている交通系ICカードを「nocoly」に入れておくだけ。見た目はパスケースそのもので、厚さもわずか5.6mm。これならポケットの中でもじゃまにならない。構造はとにかくシンプルの一言。表面にはモノクロ液晶と真ん中にボタンがひとつあるだけだ。
ICカードを入れた「nocoly」で改札を通ったり、売店やコンビニで買い物をしたり、ICカード対応自動販売機で購入したりすると、液晶画面には残額が表示される。表示は10秒後に自動的に消えてくれる。
しかしおそらく、最も役立ってくれるのは、使う前かもしれない。いくら残っていたのかを正確に把握している人は少ないだろう。もちろん駅の自動券売機に入れてみると残額が分かる(ちょっと裏ワザだが、かざすと残額が表示される自販機もある)のだが、たとえばコンビニの前などでは確認する手段はないし、駅の改札前にいたとしても急いでいればわざわざ券売機まで行く手間がかかる。そんな時、この「nocoly」のボタンを押すだけで、1円単位まで正確な残額が分かるのだ。
まさに、こんなの欲しかったを実現したパスケースだ。
「nocoly」
3218円
6月10日発売
サイズ:W58.5×H88×D5.6mm
重さ:24g(コイン電池含む)
電源:コイン電池1個(CR2016)
電池寿命:約1年(1日5回使用した場合)
対応ICカード:
Suica, PASMO, ICOCA、Kitaca, manaca, TOICA, PiTaPa, はやかけん, nimoca, SUGOCA
nocoly>>http://nocoly.co/
(文/&GP編集部)
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