変形の仕組みを簡単に説明すると、ひとつのウエアは正面部のセンターユニット、背面上部のショルダーユニット、背面下部のランバーユニットの3つから構成。ファスナーでユニット同士をつなげるとウエアが完成し、つなげる際に、素材やカラーの異なるユニットを組み入れることで、デザインや機能性が変化します。ちなみに、この構造については特許出願中だそうです。
デザインだけでなく、防水性の高いユニットや機動性の高いユニットを組み込むことで、ウエアの機能さえも変えることができるのが、この構造のメリット。ユニットを変えることで季節やトレンドにも対応し、長く愛用できるので、エコな一面も持ち合わせています。
第一弾となるのは、DESCENTEのファッションライン・オルテラインを代表する、“水沢ダウン”の上位モデル・マウンテニアをユニット構造にした「C01 MOUNTAINEER」。ブラックのカラーも相まって、ユニット同士を接続するファスナーがデザインに溶け込んでいるのも見事ですが、ユニット構造になっても高い防寒性や機能性が健在だというのだから驚きです。
今回、組み替えることができるのは正面部分のセンターユニットで、基本セットとなるマウンテンダウン風のフード付きタイプ以外に、単品でも使えるベストタイプと、ショールカラー(ヘチマ襟)タイプへ付け替えが可能。価格は、基本セット(センター/ショルダー/ランバー)+ベストタイプ+ショールカラータイプが24万2000円、基本セット+ベストタイプが20万9000円、基本セット+ショールカラータイプが18万7000円。
販売は受注生産となっており、各50着限定。東京都、群馬県での受注会はすでに終了しており、9月10日~12日まで栃木県宇都宮のセレクトショップ「NOA'S ARK」にてラストの受注会が開催される予定です。
なお、2022年には第二弾となる「ACTIVE SHELL JACKET」、第三弾となる「i2C THERMO JACKET」が発売される予定で、今後は接続できるユニットのバリエーションを増やしたり、他のブランドとのコラボも計画されている模様。今後の展開にも期待です!
<文/&GP>
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