ファスナーレスの「dritto L」は、内部パーツに独自構造を取り入れたことで、2つあるどちらの蓋を開いても小銭と紙幣、カードと紙幣を取り出すことが可能です。通常ポケットなどを作る時はセンターから折り返して端を袋状に縫いますが、「dritto L」は構造を見直しセンターに縫い代を取り、端を縫わない方式を採用しました。
通常のミニ財布は、小銭ポケットが深すぎて取り出しにくい、ジャラジャラと音がして使いづらい…といった点が難点でしたが、「dritto L」は小銭ポケットを浅くしたことで取り出しやすさと視認性が向上。最大で紙幣10枚、コイン15枚、カード５枚の収納を可能にしました。
またキャッシュレス決済の普及で使用頻度が高まるカードは、独自構造のカードスリットで5枚重ねて入れてもスムーズに取り出せる構造に。本体に指が入る窪みをつけたことで、迷うことなくカードを取り出せます。「dritto L」はファスナーを使用していないので、内部のパーツがカードの厚みで可変する仕様になり、究極の薄さを実現しました。
使用している本革は、有名ブランドも使用しているイタリアトスカーナ地方のタンナー、バタラッシー・カルロ社の最高級バケッタレザー“ミネルバリスシオ”を使用。革の裏面を処理してあるので、普通の財布に比べて滑らかにお札を入れられるのも注目ポイントです。
カラーは、オルテンシア（青系）、コニャック（茶系）、ナポリ（黄色）、ボーネ（ヌメ）、ネイビー（紺）、ビアンコ（白）、ネロ（黒）の全7色。W92×D7×H98mm、重さ約47gという超ミニマルサイズを実現しつつ、金具には真鍮を使用し、高級感を醸し出しています。
使うほどに手に馴染む本革を育てながら、経年変化を楽しむ喜び。オン・オフ問わず長く使えるワンランク上のミニ財布を探している方におすすめしたい逸品です。
>> Makuake
＜文／&GP＞
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