カラーは“繭”の柔らかな白をイメージした「繭色」(14万3000円)と、“紅葉した森林の薄暮”を表現した「鈍緋色(にびひいろ)」(13万2000円)の2色で展開。文字板は金属板に漆を塗り、銀箔をまぶすようにのせて塗装するという、1900年創業の老舗漆メーカー・坂本乙造商店との共同開発によって完成。
手作業による仕上げのためにひとつとして同じものが存在しない、オンリーワンの独特な風合いを楽しむことができます。また、「繭色」はミラー仕上げ、「鈍緋色」はミラーとマットで磨き上げるという異なる仕上げの“リーフ針”を使用することで、視認性を確保しています。
ムーブメントは機械式自動巻+手巻きムーブメント・Cal.9184。表示機能は時分秒と24時間計、日付の3種類。駆動時間は最大約40時間で、10時位置に配されたパワーリザーブインジケーターにより駆動時間の常時確認が可能。デザイン的なアクセントにもなっています。
時計ケースはデュラテクトプラチナ加工を施したステンレススチールで、ケースサイズはΦ40.5mm×厚さ14.1mm、風防は無反射コーティングを施したデュアル球面サファイアガラスを採用(10気圧防水搭載)。
シースルーバックからは、緻密な機構と駆動の様子をいつでも確認できます。バンドは文字板のカラーに合わせ、「繭色」はコードバンの革バンド、「鈍緋色」はカーフの革バンド(型押し)が用いられています。
日本の伝統技術を用いたメイド・イン・ジャパンの機械式腕時計。発売開始は10月下旬予定です。
<文/&GP>
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