▲「セイコー プロスペックス（SBDC151）」
「セイコー プロスペックス（SBDC151）」（8万2500円）は、1959年に発売された初代「セイコー アルピニスト」を現代的なデザインにリビルディング。装着性に優れた38mmサイズに仕上げたモデルです。
ムーブメントは機械式自動巻（手巻き付）ムーブメント・Cal.6R35を搭載し、表示機能は時分秒にカレンダーとシンプル。パワーリザーブは約70時間と、超長時間駆動を実現します。
ケースバックにはMADE IN JAPANとケースの材質（ステンレスチール）、LIMITED EDITIONの文字、20気圧防水などの情報とともに、一部の隙も見当たらない緻密なメカニカルと駆動の様子をシースルーの裏蓋越しにいつでも眺めることができます。
ケースサイズは38mm×46.2mm×厚さ12.9mm。風防は内面無半反射コーティングのカーブサファイヤガラス、針とインデックスにはルミブライトが施され、夜間暗所での視認性を確保しています。ベルトは時計ケースと同様のステンレススチール製。販売本数は世界限定で3500本と、コレクター的な要素も備えたタイムピースといえそうです。
▲「セイコー プレザージュ（SARY207）」
「セイコー プレザージュ（SARY207）」（6万6000円）は、1964年に発売された「クラウン クロノグラフ」をベースに、セイコーのヴィンテージスタイルを再現した新シリーズ「Style60's」の最新モデル。世界限定4000本での販売となります。
ムーブメントは機械式自動巻（手巻付き）ムーブメント・Cal.4R39で、シースルーのケースバックからだけでなく、“オープンハートダイヤル”と呼ばれる9時位置のスケルトン構造により、文字盤からも緻密な動きを見ることができます。パワーリザーブは約41時間で、表示機能は時分秒と24時間計（クロノグラフは非搭載）。
ケースサイズは40.8mm×47mm×厚さ12.8mm、耐磁性能及び5気圧防水を搭載。風防はボックス型ハードレックス（ガラス製）、インデックスと針にはこちらもルミブライトが塗布されます。ケースとベルトはともにステンレススチール製です。
▲「セイコーアストロン（SBXY023）」
「セイコーアストロン（SBXY023）」（11万円）は、1969年発売のクオーツウォッチ「セイコー アストロン」から名を受け継ぎ幅広いバリエーションを展開しているコレクション。
本作はセイコーオリジナルのムーブメントであるワールドタイムソーラー電波ムーブメント・Cal.8B63を搭載し、日付・曜日付きのフルオートカレンダー機能やワールドタイム機能、GPSを利用した各種受信機能を備えています。
アラビア数字を配置したインデックスに24時間計＆曜日表示のミニダイヤル、秒針とりゅうずにあしらった金春（こんぱる）色など、日本限定300本という限定モデルならではの個性が魅力的です。
時計ケースとベルトには純チタンが用いられ、ダイヤシールドコーティングが施されたケースはサイズが41.3×47.9×厚さ10.6mm（10気圧防水と耐磁時計を搭載）。
風防はサファイアガラス（スーパークリアコーティング）、針にルミブライトが塗布され、明暗を問わない視認性の高さを実現しています。フル充電時の稼働時間は約9カ月、パワーセーブ使用時は約2年と、装着している間は半永久的にバッテリー切れの心配がありません。
▲「セイコー ルキア（SSQV098）」
もう1種類の「セイコー ルキア（SSQV098）」（11万円）は、「セイコー アストロン」と同様、ワールドタイム機能がついたソーラー電波修正モデルで、日本限定300本の女性向けモデル。
ケースサイズが28mm×35.3mm×厚さ7.6mmで、インデックスに8個のダイヤを配した白蝶貝ダイヤル、ケース周りと秒針のゴールド装飾など、クールな表情の中にさりげない華やかさとエレガントさを携えています。
4モデル共通の仕様として、ダイヤルは銀座通りの石畳を表現した放射状のデザインを採用。金春色の秒針がアクセントになり、重厚感だけでなく優雅な雰囲気も華麗に演出しています。
古き良き時代から現代まで、変わり続ける“銀座”をイメージに落とし込んだセイコー創業140周年記念限定モデル。日々をともに過ごすパートナーとして、またコレクターアイテムとしても充分な価値を備えたコレクションといえるでしょう。
＜文／&GP＞
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